新たな厄災 OS X v10.11 El Capitan〜メジャーアップデートなんかしたくないMac OS〜不自由不具合が多すぎる便利は要らない

メジャーアップデート直後に不具合が発生するのはしょうがない...

そんな事が言えたのは5年位前までです。

アップルはOS X10.7 -Lion-以降、不具合を解消しないまま次のメジャーアップデートを毎年繰り返しています。それも旧バージョンでの不具合もそのまま継承されたり、新たな不具合が加わったりと目新しさの影に隠れてベーシックな信頼感は一時期よりだいぶ揺らいで見えます。

たった2世代(つまり2年)進化したというOS Xで、旧機種では使えない機能がポツポツ含まれていたりするのはホントにユーザーを馬鹿にしてる、とも言える状況です。

ecap

バージョン コードネーム 開発コード リリース日 最新バージョン
Mac OS X v10.6 Snow Leopard   2009年8月28日 10.6.8 v1.1
(2011年7月25日)
OS X v10.7 Lion Barolo 2011年7月20日 10.7.5
(2012年9月19日)
OS X v10.8 Mountain Lion Zinfandel 2012年7月25日 10.8.5 (12F45)
(2013年10月3日)
OS X v10.9 Mavericks Cabernet 2013年10月22日 10.9.5 (13F34)
(2014年9月17日)
OS X v10.10 Yosemite Syrah 2014年10月17日 10.10.5
OS X v10.11 El Capitan Gala 2015年9月30日 10.11

 

モバイル環境(iOS)や統合環境(iTunes, iCloud)連携が必須なのだと言いたいのだろう。El Capitanでは更にユーザー権限は限定的に改悪(?)されています。

兎にも角にも(ちゃんと動かないかもしれない)先進機能を全て使いたければ最低でも2年毎に新しいMacを買え!ということのようです。

穿った見方をすれば Macと言えどもネット上で管理と監視下にある一端末機な様相で、もはや「パーソナル・コンピューター」とは呼べない存在なのかもしれないですね。

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