Googleに履歴情報を渡さない処方箋〜
ひさしぶりの「こんなネット社会だから」シリーズです。実際は書きかけてそのまま数年放置されていた下書きを今風に修正した記事になります。
昔に書いたとおりGoogleアプリやSNSアプリが便利だと思えるのは、個人情報を「許可」して使わせているからですが必要以上におせっかいなコトをしてくれたりもします。良否は個人的な見解が分かれるトコロですが、ジブン的にはなるべく”気持ち悪い”思いをしたくないのでなるべくネット上に履歴情報を残さないようにしています。
目次
Googleには個人情報が蓄積されています
検索エンジンや位置情報、Googleでは利用者のこのような行動(アクティビティ)を随時記録しアプリを通じてアカウント利用者にサービスを提供していますが、多くのヒトがこれらを何気に「便利!」と呼んでおります。
- ウェブとアプリのアクティビティ(https://history.google.com/history/)
- ロケーション履歴(https://www.google.com/maps/timeline)
- 音声アクティビティ(https://history.google.com/history/audio)
- 端末情報(https://history.google.com/history/device)
- YouTubeの再生履歴(https://history.google.com/history/youtube/watch)
- YouTubeの検索履歴(https://history.google.com/history/youtube/search)
音声認識で目的地を告げるだけでクルマが自動運転してくれて時間つぶしにお気に入りの番組をオススメしてくれる時代がもうすぐ来ようとしていますが...すごく気味が悪い
「ウェブとアプリのアクティビティ」の履歴を消去して情報を記録させない設定
-PC編-
ウェブとアプリのアクティビティ(https://history.google.com/history/)にアクセスして左端メニューの「アクティビティー管理」をクリックするとそれぞれの項目を一括で操作できます。
「履歴を管理」をクリックして右端上の3点ドットメニュー「アクティビティーを削除する基準」を選択。削除する期間を設定できるので全ての履歴を削除したい場合は「全期間」に設定して”削除”ボタンを押します。
以降、履歴の記録を止めるには、前画面に戻って右側のスライドスイッチを左にスライドさせると「一時停止」になり、再度スイッチを戻さない限り履歴の記録は行われません。
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-スマホ編-
PC-WEB上のGoogleアカウントで操作した設定はスマホでは無視されるようで、スマホでの履歴を消去・記録させなくするには別途操作が必要です。
Google画面の下端「設定」メニューから「履歴」を選択します。
それぞれ「消去」して「保存しない」設定変更後、必ず下端の「保存」ボタンを押してください。
「ロケーション履歴」を消去して情報を記録させない設定
ロケーション履歴(https://www.google.com/maps/timeline) ページのマップ画面下の歯車メニューから「場所の履歴をすべて削除」を選択し、アラート内容をよく理解した上で「ロケーション履歴を削除」します。
今後「ロケーション履歴」を記録させなくするには「ロケーション履歴を一時停止」を選択します。
Googleの利便性とのトレードオフ
音声アクティビティ、端末情報、YouTubeの再生履歴、YouTubeの検索履歴も同様に履歴情報を消去して記録させないように設定できます。
ただこれらは全てGoogleの利便性とトレードオフの関係にある設定ですから、それぞれの責任と判断でおこなってください。
ジブンはこの5年程、「Googleに記録させない設定」のままで不便に感じたことはありませんが、ただそれは利便性を享受してこなかったからかもしれませんし、SNSに積極的な感心が無いからかもしれません。