忘れじのクラッシック・ミニ5〜ダイハツ リーザ・スパイダー

せっかくなので「忘れじのクラッシック・ミニ」シリーズをもう少し続けようと思います。 就職してからスズキ セルボ にしばらく乗ってたのは前回書きましたが、その後釜にやってきたのが「ダイハツ リーザ 550Z」でした。そんな縁もあるクルマを今回紹介します。

1986年11月に発売されたダイハツ リーザは、エンジン(直3SOHCと同ターボの2タイプ)やサスペンションをミラ/クオーレを流用するものの。独特な卵形フォルムで後席をエマージェンシー用と割り切った2+2コンセプトのスペシャルティーカーとして企画されました。女性層ターゲットと思いきや、ブラック内装に高出力ターボ等なかなか男っぽいモデルも存在しました。
そして1990年に軽自動車の新規格発布に伴いモデルチェンジしたリーザをベースに、1991年、ソフトトップ・ルーフをもつ「リーザ・スパイダー」が登場しました。

また「スパイダー」を冠するダイハツ車は、1965年発売の「コンパーノ スパイダー」(直列4気筒OHV 1000cc)以来。

いまはダイハツ・コペンが絶賛されていますが、このときはいろんな事言われてました。「ボディー補強で90kgも重くなったのに剛性はフニャフニャ」「なんで2人乗りになっちゃうの」「格好悪い!」

デザインは急ごしらえの感が否めませんが、バブル時代だから起きた「やっつけ仕事」なんでしょうね。それを押してもスペシャリティーに違いありません。