忘れじのクラッシック・ミニ8〜マツダ AUTOZAM AZ-1

マツダR360から数十年の月日が流れて蘇る...などとは思っていません。マツダといえば、そうそう、有名なおバカな軽自動車あったなぁ、くらいですが、とりあえず取り上げときます。

市販されたときの外観の印象は、リヤミッドシップにグラストップ付きガルウィング、四輪ディスク、DOHC3気筒インタークーラー・ターボ・エンジン(スズキ製OEMというのが情けない)に水冷式オイルクーラーのおまけ付き、と「度を超えた悪ふざけ」にしか見えなかった(笑)まさに超小型のスーパーカーと呼ぶにふさわしいクルマです。

ただ「オタク系モデラー渾身の力作」と呼びたくなるオール・プラスチック外皮にスケルトン・モノコックの組み合わせは、ホントに呆れたを超えて素直に「すごいなぁ...」と感心したり。

ただ、やっぱり大人の乗り物ではないし、大人の玩具と言うにはちょっとはずかしく、尻の青さがなんとも....中身をまじめに作り込んであるだけにバカバカしさが際だつ逸品です。