芝川・氾濫水位の検証:台風去っても河川流域は危険です〜さいたま市は安全か?
昨夜(10/22)0時あたりから関東圏でも雨風が強くなって来て「超大型」と喧伝されている台風とはどんなモンかと夜更かししておりましたが....概ねさいたま市大宮近辺は平和でした。
10.23.AM3:00頃 静岡・御前崎に台風上陸時の雨雲レーダー
ただ前日から間断なくずっと雨が降り続いていたので、近隣を流れる芝川の水位だけは気になっておりました。わざわざ夜中に雨風のなかを自転車漕いで見に行く、などと愚かしいことをしなくても今ではほぼリアルタイムで水位を知ることが出来ます。
10.23.AM3:00頃 水位急上昇しましたが...
自宅廻りの雨風の状況をみてこの後寝てしまいました。6時過ぎには台風通過、雨も止んでおりましたので結果オーライですが、水位は上昇を続けておりました。
10.23.AM8:00頃まで上昇、雨が止んで良かったです
10.23 AM8:00頃の近隣の芝川
(普通のときは こんな感じです)
芝川第七調整池水位情報(水位観測所データ)の検証
10.23 AM8時過ぎ、台風も通過し一時的にしろ雨風止んでいたので、物見遊山で芝川第七調整池まで自転車コキコキ行ってみました。
左側が芝川、右側が芝川第七調整池
ここまで満水になったのを見るのは住み着いて15年間で初めてかもしれないです。普段はさんちゃん散歩のけっこうに大きな公園なのですが、いざというときは芝川からオーバーフロー分を溜め込む調水池になります。今回もイイ仕事しております。
芝川に設置された水位観測柱
(上記写真左端見切れているケーブルの先)
芝川第七調整池水位情報(水位観測所データ)として
上記のようにネットでリアルタイム配信されています。
芝川に設置された水位観測柱の値を見ると、ネット上で公開されているグラフの数字と符合しておりました。これからも大雨の日に「雨風のなかを自転車漕いで見に行く、などと愚かしいことをしなくても」安心して自宅から芝川の水位を監視できます。
それにしても.... 昨晩夜中の3:00には「避難判断水位」を突破しておりましたが、行政機関からは何の連絡もありませんでした。さて行政機関がやかましく騒ぎ出してくれるタイミングというのはどの辺なのか?という課題を残す今回の「超大型台風」でした。
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お昼になって台風一過の晴れが広がっておりますが、北海道に向かった台風が寒気を引き釣り下ろしたため、道内でも異例の降雪・吹雪が発生しているという。やっぱり日本は南北に広い国なんですね。
10.23 PM1:00 美瑛の丘ライブカメラから
5年前のGWに泊まったペンションジャガタラさんの前