1981 XR200R (ME04)を衝動買いしてしまいました。25年以上を経た車体です。そこここがボロボロなのは言うまでもありません。※
※2020,4 XR200Rを譲渡売却しました。
10年以上前にエンデューロレースに使っていた懐かしい車体ですが、もっとさかのぼれば大学時代に登場したそのモダンなスタイルに羨望の眼差しを送った対象でもあります。如何せん当時公道走行可能な逆輸入車は、60数万円也のプライスタグに手が届く一部の人間にしか縁のない存在でした。翌年、国内では限定数量がレーサーとして販売され、近年までモデルチェンジを経ながら、「XR200R」シリーズは2002年迄の長きを生き抜いていました。オリジナルコンディションの1981年型XR200R Rb (ME04型)はこんなバイクです。
1981 Honda XR200R Rb
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諸元
空冷4stSOHCシングル195cc。XL125Sベースのエンジンをフルサイズのコンペティションボディに搭載する。リヤサスペンションは初のプロリンクでホイールトラベルは246mm。フレームは鋼管ダイヤモンド、前後ブレーキはドラム。エンデューロレースを念頭において小型のヘッドライトとテールランプを装備する。テールバッグ標準装備。
ボディカラー:R-23 タヒチアンレッド
全長 2080mm / 全幅 815mm / 全高 1210mm /軸間距離 1338mm /シート高 -
最低地上高 340mm /乾燥重量 101kg /整備重量 109kg
車体番号 :ME040*BK000-
エンジン番号:ME04E-50000-
空冷4サイクルSOHC2バルブ単気筒 前傾15° /総排気量:195cc
ボア*ストローク 65.5*57.8mm /圧縮比:10
最大出力 19ps/9000rpm /最大トルク:1.70kg・m/7000rpm
キャブレター PD26 /始動方式 :プライマリーキック
潤滑方式 ウェットサンプ式 /オイルポンプ型式:トコロイド式
オイルフィルター 全流濾過遠心式金網式併用
オイル容量 1.1L /ガソリン容量:8L
点火方式 CDI式点火 /点火プラグ:DR-8ES-L(NGK)
変速機 6速
変速比 1速:2.769 /2速:1.941 /3速:1.450 /4速:1.130 /5速:0.923 /6速:0.785
減速比 1次/2次:3.333/3.846(13/50)
キャスター:28°40 / トレール:125mm
タイヤ(F):3.00-21‐6PR タイヤ(R):4.10-18 6PR
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ME04型は、歴代のXR200Rシリーズの始まりにして既に完成型とも言えるスペックと80年初頭のエンデューロマシンに共通するアナロジーな美しさをまとっています。それはシリーズを通じて行われた些細な機能改良(KK0は異端でしたが)を考慮しても、既に初期型Rbで完結していたと言っても過言ではないように思われます。
1982 Honda XR200R Rc
-仕様変更点-
・ライトマスク/サイドカバ−;
グラフィック仕様変更(塗色黒:NH1→白:NH0)
・サイドカバ−ロゴ仕様変更
・チェーンガイド仕様変更;樹脂ローラー → 樹脂スライダー
・リヤショックサブタンク仕様変更;側面フィン廃止
1983 Honda XR200R Rd
1983 Honda XR200R Rd-仕様変更点-
・ボディーカラー変更:フラッシュレッド(R119)
・ライトマスク/サイドカバ−;グラフィックカラー変更(Y5)
・サイドカバ−ロゴ廃止
・シート/テールバッグカラー変更( PB5L )
・シートロゴ仕様変更( 200R → XR )
・スイングアームロゴ仕様変更
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