Apple、amazon、Rakuten 装うスパム詐欺メール〜アンチ・スパム & アンチ・ウイルス アプリの紹介

オレオレ詐欺と同様、手を変え品を変えしつこく無くならないのがスパムメール、ジブンのメールボックスではSpamSieve フィルターのおかげでほとんどスパムメールを目にすることは無いのですが、

あえてフィルタリングされて隔離済みの「迷惑メールボックス」の中身を見てみると、巧妙なクリック誘導詐欺のスパムメールがけっこうな割合で入っておりました。

送信元アドレスを確認すれば容易にスパムと解かるはずなのですが、慌てて問い合わせクリックしてしまう人は意外なほど多いそうです。

amazonアカウント検証を装ったクリック誘導詐欺メール

→ 送信元アドレス:noreply@appleonlinesupport.shadidphotography.com

Appleサポートを装ったクリック誘導詐欺メール

→送信元アドレス:security@supportapple.themodernvillas.com

楽天市場・注文確認を装ったクリック誘導詐欺メール

→送信元アドレス:rakuten_order@applesupport.cncntrte.com

ハッキングを装った脅迫詐欺メール

なかには所有者のメールアドレスを送信元に、パスワードをハッキングした旨のブラフメールを送りつけて解除料を強請る輩もいたりします。

送信元が自分のメールアドレスだったり、ハッキングしたパスワードはXXXXですとか書かれていると「メールアカウントとパスワードをハッキングされた!」と慌てそうですが、たいていの場合はどこか別のPCかサイトで漏洩もしくはハッキングしたメールアドレス情報を使って偽装しているだけ、パスワードはブラフです。
※上記メールでハッキングしたとされるパスワード、ジブンの場合は使っているパスワードの桁数が全く違うのでひと目でブラフメールだと分かりました。

それにしても...

今回上記に紹介したスパムメール、実はジブンの特定PCから特定の3ヶ所向けだけに使っているメールアドレスという特別なモノだったので、ちょっと動揺してしまいました。

とりあえずメールサーバーとジブンの特定PCへのハッキング、ウイルス感染をチェックしたところ履歴は見当たりませんでした。仮にハッキングされていたらもっと違う情報も漏洩してメール内容も違っているはず(上記のようにパスワードも違っているし)ですが、スパムが知り得ているのは通常のメールヘッダ・アドレス部分の情報だけでしたから、おそらくは...

「特定の3ヶ所」へは、それとなく注意警鐘とウイルス感染チェックを知らせておきました。

ほんとに迷惑!

 

アンチ・ウイルスアプリ:Sophos

迷惑メールに振り回されないようにするためのアンチ・スパムメールアプリと同時に、PCに侵入するウイルスに対抗してくれるアンチ・ウイルスアプリは、もはや必携のネット社会のはずなのですが、両方共インストールしていないヒトの割合は意外なほど多いです。

せめて

 Sophos Home であれば、Mac、Win-PCの複数台を一括サポートしてくれるし、Free Edition(無償版)でもベーシックな脅威には対応してくれますから、何にもウイルス対策していないヒトには是非検討をオススメします。