コロナ第6波予測とワクチン接種リミット〜誰もが考えるエセ科学的所見

ようやっとコロナ感染第5波がピークアウトして減少傾向の昨今ですが、第3波〜第5波まで周期的に感染ピークを形成している新型コロナ。当然第6波がやってくると誰もが予想します。ただ第4波はイギリス型アルファ株、第5波はデルタ株と変異種が国内流入したあとに感染爆発するという流れですから、果たして第6波で新しい変異株の流入があるのか、国内で変異株が発生するのか、感染力はデルタ株を凌ぐものになるのか...その辺がまだ見えてきていないので第6波がやってくる根拠はまだ不透明です。

それでも冬場に向けての変異株が発生、流行する危惧は外せませんから、第3波〜第5波までの周期に合わせて考えると、次の感染爆発の始まりは早くて11月初旬。遅くとも下旬にはまた大騒ぎする事態が予想されます。

第3波〜第5波まで周期に合わせて第6波ピークを予測

根拠の薄い話ではありますが、専門家と言われる人達の無能を2年ばかし観続けてきたシロウトの判断としては、用心に越したことはありません。ワクチン接種がまだ終わってないヒトは逆算(2回接種間隔+抗体発現猶予:6週間)すると、遅くとも10月上旬までにワクチン接種を始めた方がいいでしょう。

何度も言いますが第6波予測の根拠なんかありません。「二度あることは三度ある」に習いこれまでの周期からエセ科学的にピークを当てはめたに過ぎません。急激な第5波収束の理由を誰も予想できなかったし、いまだに誰もその理由、根拠を示せていません。まだまだコロナの正体をつかめていない以上、経験上のアテハメでしか科学を語れない専門家に過度の期待は禁物、もはや「科学的にモノを考える」ことを唯一の頼みにすることは愚かしくもあります。

 

何のためのワクチン接種なのか

「コロナ感染爆発に対する唯一の対抗手段」のように言われるワクチン接種。果たしてそうだろうか...とか話を膨らませる気はもうとうありませんが、感染数上昇とともに病院受け入れが難しくなった自宅療養者が重症化して酷い目にあってる、それも第5波では10代以下の感染者でもそうなる事例が増えた等々の(必ずしも事実とは言い難い)報道が連日流された結果、若年代でのワクチン接種が流行している。つまりは「自分らも酷い目に合う現実感が増した」せいでワクチン接種率はけっこうな勢いで伸びています。

「ワクチン打てば感染しない」などとははじめから言われていないです。「抗体が半年で激減」しても問題ないことは専門家も始めから解っていたはずですが、流行語になった「エビデンス」(証拠=実際の効果統計)に相当数の結果が揃うまでダンマリだったのをマスコミに突っつかれた。従来のインフルワクチン等に比べて副反応や死亡率はリスキーかもしれないが、所詮ゼロリスクとはなりません。

いま唯一ワクチンに期待できるのは「感染しても9割方酷い目にあうことはない」です。

2021.9.13追記
専門家と言われる学者や医者のなかには、エセ科学的というよりちゃんとしたエビデンスを基に「ワクチンは効果ない」「ワクチンで重症化する」という方もおられます。残念ながらジブンにはワクチン接種効果を謳うエビデンスと比較して白黒割り切れるだけの理解力はありません。

「重症者にブレークスルー感染の割合が増えてる...」報道がポチポチありますが、もとからゼロリスクは無いし、期待できるワクチン効果というのは「抗体情報伝達」ですから、各個人の不摂生をカバーするものでもないし、そもそも免疫力の個人差は想像以上に大きい以上、ワクチン何回打とうが感染〜重症化するヒトはなくならないです。

既に第6波以降の感染爆発は防げない前提に移行しています。
いわゆる「with corona」ですが、これも現時点での希望的なシナリオに過ぎません。