「タバコ700円でもいい」小宮山厚労相〜一見もっともな理由を盾にする一見感じのいいオバサンのおせっかいは厄介で底意地の悪さを感じてしまう

「厚生労働大臣:小宮山洋子」とテレビのテロップが流れた瞬間「あぁ、またタバコ値上げさせられるな」そう思ったスモーカーは多かったのではないでしょうか。

小宮山洋子さん、一見品のイイ感じのよろしいオバサンですが、超党派議員約70人で作る禁煙推進議員連盟事務局長で、昨年9月のタバコ値上げを先頭に立って推進したヒト。あのときも「健康促進に加え受動喫煙減少、医療費削減、未成年者の喫煙防止、寝たばこ火災抑制など一石五鳥」とか「来年度以降も値上げを要望します」とか張り切ってましたもん。

「健康に悪いんだもの」・・・だから値上げしてイイでしょ〜♪
「喫煙されてる方の9割くらいはホントは禁煙したいと聞いてます」・・・だから値上げしてイイでしょ〜♪
「700円になっても税収は落ちないですから」・・・だから値上げしてイイでしょ〜♪

復興財源確保とかの大義をくっつけないだけマシですが、モンスターペアレントに通じるごり押し感を感じてしまいます。主張されてる中身ははどれも「ごもっともなお話」ですが、直接値上げすべき理由には全くあたらないか、合理的な理由とは呼べないですもん。

「長生きできればなにをやってもいい」と言うのは、「法に触れなければなにをやってもいい」「なんでも安ければいい」とか卑しい考えに通じる気がします。振りかぶって言えば「個人の趣向に権力(国)が介入するほどタバコは違法なシロモノなのかい、はっきりさせろ」なのです。