キミの涙〜呪縛からの開放〜人生に寄り添うつれあいが出来た日を思い出す
10年前に発表された斉藤和義「キミの涙」まるでジブンが今のつれあいと一緒になるのを決めたときの心象風景を歌ってるみたいに聞こえたモンです。
キミの涙(2015)歌:斉藤和義
作詞:斉藤和義 /作曲:斉藤和義
キミの涙を ボクが止めたい
泣かせてるのは このボクだけど
すべて笑える その日、その時
必ず来ると 信じておくれ
想い出よりも まだ見ぬ太陽を
体中に浴びて キミと生きたい
キミの涙を ボクが止めたい
泣かせてるのは このボクだけど
想い出よりも まだ見ぬ太陽を
体中に浴びて キミと生きたい
キミの涙を ボクが止めたい
泣かせてるのは このボクだけど
すべて笑える その日、その時
必ず来ると 信じておくれ
信じておくれ 信じていて
斉藤和義「キミの涙」は、加山雄三「夜空の星」へのオマージュとして作られたそうですが、 ジブンにとって「夜空の星」は永らく男らしさの誉みたいに聞こえておりました。しかしてそんな想いも独りよがりに過ぎると必ずしも良い方向には転がってはくれません。いいかげんつきあいの長くなった女性からの問いかけに「きみにはもっとイイ人いるよ」とか言い出す不甲斐ない始末で、そんなことが何度もあると若い勢いというモンも無くなり実績もないのに「結婚はもういいや...」な心境に至っておりました。
果たしてウチのつれあいとの出会いは30年くらい前に住んでいたアパートの隣に彼女が引っ越してきたところから始まります。20歳そこそこで一人暮らしを始めた彼女ですが、身の回り品は中古のテレビに、中古の小型冷蔵庫、中古の炊飯器だけの旅立ちで掃除機さえよく借りに来ておりました。フローリングに直敷の布団にメタルラックの棚が家具一式、世間の実際は20歳そこそこで一人暮らしにはそうとうに厳しく、高卒給与で生活を賄うのがギリギリな様子で、ジブンが夕飯をおごってあげることも度々という脚長おじさん状況だったりしました。
月日が流れてサラリーマンを廃業する時点で借り上げアパートを引っ越すことになった折「あたしも付いていい?」と言われ、内心 ”いやぁさすがにそれはまずいだろ”と思いましたが。彼女の生い立ちやこれまでを見聞きしておりましたし経済状態も把握しておりましたから、彼女が一人で暮らしていくのは無理筋に近い....ということで「とりあえず1年は面倒見るからよく考えてね」と言い含めて土壇場で3LDKという想定外に広いアパートに引っ越すことに、
サラリーマン辞める少し前にそれまでおつきあいのあった女性とは別れていましたから醜いトラブルを抱えることはありませんでしたが、ジブンで切り開く人生の再スタートにはちょっと重荷に思っていたのも事実ながら、面白可笑しい二人三脚生活を楽しんでもおりました。同居後病気がちな彼女にさらに追い打ちを掛ける幾多の出来事があって、そして一年以上経過したある日「結婚したい」という申し入れがあって、その頃にはもうジブンも仕事に全力傾ける人生はやりきった感があったし、このあとの人生は彼女のために使ってもいいか....くらいの想いがあって「何十年後に後悔することがきっと来るぞ」と言い含めて結婚に至ります。
小田和正:キラキラ 2002.2
こんな曲のリリースもタイムリーな後押しになったやも...
そしてもうすぐ銀婚式な我が家、良いも悪いも事あるごとにウチのつれあいがジブンを「うきことの尚この上に積れかし限ある身の力ためさん」な気分にさせてくれたおかげで我が家の今があります。
う〜んやっぱりカッコいい! 女性に言わせると「嘘でもいいからそう言ってもらいたいワケよ〜」とは知っていても若かったジブンには恋の魔法が浅かったのか、若い勢いが足りなかったのか、永いこと呪縛でした。そんなジブンの告白戦歴は確かな記憶だけ数えると4勝5敗の負け越しで全部笑い話にしてしまえる歳になりました。


