キミの涙〜呪縛からの開放〜
10年前に発表された斉藤和義「キミの涙」まるでジブンが今のつれあいと一緒になるのを決めたときの心象風景を歌ってるみたいに聞こえたモンです。
キミの涙(2015)歌:斉藤和義
作詞:斉藤和義 /作曲:斉藤和義
キミの涙を ボクが止めたい
泣かせてるのは このボクだけど
すべて笑える その日、その時
必ず来ると 信じておくれ
想い出よりも まだ見ぬ太陽を
体中に浴びて キミと生きたい
キミの涙を ボクが止めたい
泣かせてるのは このボクだけど
想い出よりも まだ見ぬ太陽を
体中に浴びて キミと生きたい
キミの涙を ボクが止めたい
泣かせてるのは このボクだけど
すべて笑える その日、その時
必ず来ると 信じておくれ
信じておくれ 信じていて
斉藤和義「キミの涙」は、加山雄三「夜空の星」へのオマージュとして作られたそうですが、 ジブンにとって「夜空の星」は永らく男らしさの誉みたいに聞こえておりました。しかしてそんな想いも独りよがりに過ぎると必ずしも良い方向には転がってはくれません。いいかげんつきあいの長くなった女性からの問いかけに「きみにはもっとイイ人いるよ」とか言い出す不甲斐ない始末で、そんなことが何度もあると若い勢いというモンも無くなり実績もないのに「結婚はもういいや...」な心境に至っておりました。
そしてもうすぐ銀婚式な我が家、当時のうちのつれあいが久方ぶりにジブンを「うきことの尚この上に積れかし限ある身の力ためさん」な気分にさせてくれたおかげで我が家の今があります。
う〜んやっぱりカッコいい! 女性に言わせると「嘘でもいいからそう言ってもらいたいワケよ〜」とは知っていても若かったジブンには恋の魔法が浅かったのか、若い勢いが足りなかったのか、永いこと呪縛でした。そんなジブンの告白戦歴は確かな記憶だけ数えると4勝5敗の負け越しで全部笑い話にしてしまえる歳になりました。