CO2温暖化説なんか信じちゃいない我が家〜「再生可能エネルギー」に無知蒙昧過ぎる世の中

2019年「新しい我が家のクルマはディーゼルだよ」とか話すと「エコじゃないし今更何で? 」という顔するヒトは結構多かったように思います。もちろんマツダもディーゼル専業メーカーな立ち位置でしたが、フォルクスワーゲンの燃費偽装騒ぎで揺れていたし、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)が京都開催で”CO2温暖化効果ガス説でほぼ正しい”とかニュースで取り上げていたから余計に怪訝そうな顔するヒトが多かった気がします。ただしディーゼル車のCO2排出量はガソリンよりの25%も少ないし、燃費もターボ付き軽自動車並だから怪訝そうな顔する人の頭はやみくもに「ディーゼルは環境に悪いに違いない」「数年後のリセールバリューが悪いに違いない」という思い込みだけだったのかもしれません。

しかしながら我が家がディーゼルを躊躇なく選んだのには「CO2温暖化説なんか信じてない〜ヒトが変えられるモンではない」からであり、「また10年以上乗り潰すぞ!」という思いがあったからだし「イチバン経済的で現実的な選択」としてディーゼル車を選びました、

一度は消えかかったCO2温暖化説

 

A three-dimensional model of atmospheric CO2 transport based on observed winds

2000年代初頭には、気温変化とCO2濃度変化を測定していたキーリング曲線の矛盾(CO2濃度変化より先に気温変化が生じている)を指摘する学者によって一旦「CO2温暖化効果ガス説」は否定されたかのようでした(少なくとも当時ジブンはそう思った)が....21世紀になってまたぞろ復活して勢力拡大を続け現在に至っております。

2019年に我が家のクルマが納車された後、「異論を許さない地球温暖化問題はもはやカルト宗教だ」と渡辺 正(東京理科大学・教授)の記事が載ったりしましたが....

ジブンの感覚的にはまったくそのとおり。腑に落ちない理由で脅迫されて無益なもしくは無知蒙昧に強引な舵取りしてるなぁ、と思っておりました。

そして現在、もはや世間も国も多勢に無勢の状況です。


IPCCが2021報告書で「(地球温暖化は)疑う余地がない」公表

それでも「やっぱり腑に落ちない」ヒトはいるわけで、とりわけ「トヨタが解明して!」というのがなかなかに面白かったので紹介です。中身的には多くが既知なんですが、答えが棚上げされていたり「要素導入してもシュミレーション結果は変わりません」と突き放されたりしながらモヤモヤする諸所を上手く並べてくれていて、今まで感心なかったヒトにも解りやすくなっています。

 

「再生可能エネルギー」に無知蒙昧過ぎる世の中

ソーラーパネルに始まり電気自動車、風力発電等々、いまや「再生可能エネルギー」以外は悪とされる世の中ですが、技術開発偏重で無知蒙昧に突っ走るが故の盲点や歪がいよいよ顕になって来ました。欧米でのEV車廃棄騒動の要因は元々予見されていたことだし、EV車の生産に関わるCO2排出量が莫大である旨の試算もはじめから解っていたのにです。さらにバッテリーの廃棄・再生はまだ技術確立されていません。

同様に 20年経過する大量のソーラーパネル更新時期になっても有害物質を多く含む古いソーラーパネルの廃棄方法も再生方法も技術確立されていません。広報論調が「EVバッテリーのリユース技術は日本のビジネスチャンス!」なんだからやってることが原子炉建設と廃炉問題の時と瓜二つですね。

環境推進派の技術音痴な論者が「再生可能エネルギーだけでやれるんです!」とか叫び始めた頃「生産効率上げてビジネスチャンスを逃がすな!」と産業界が大号令掛けて、何にも解らない国と役人が「いいね!いいね!」と後押しした20年です。「再生可能エネルギー」に拘って無知蒙昧に突っ走るのは危険です。ちょうどイノベーションという言葉が踊る(流行する)ほどに世間が寂れていくと感じたことがありましたが「CO2温暖化説」を脅し文句に政策決定したり、闇雲な場当たり商売するのはやめてもらいたいし、もう少し賢い消費者でありたいと思うこの頃です。

我が家は電気も使いますが。エネルギーを電気に一元化する「オール電化」なんて危ないコトせず、石油ストーブで暖を取り、軽油でディーゼル回すクルマに乗っております。いつ何時も代替バックアップを意識しての生活を心がけるのが肝心。あと非常時用にカセットガスボンベで電気起こすインバーターくらいは持ちたいな、とは考えております。