ロシアのウクライナ侵攻が逆大手〜大昔からの因縁だった〜シベリア独立内戦に飛び火も

ロシアのウクライナ侵攻が始まって2年半経過(クリミア侵攻からだと10年!)現在ではウクライナ軍の攻勢がロシア領内にまで伸びて、もうすぐモスクワまで届きそうな勢いですが、これまでに様々なドローン攻撃やいろいろ新しい試みを続けるウクライナ軍に驚き、張り子の虎〜ハリボテだったロシア軍があからさまになって、年内停戦の目も見えてきました。ただ日本のマスメディア・TVニュースではウクライナ侵攻も流行りモン扱いでほとんど時間を割くこともないらしくYoutube視聴でしか近況は掴めません。

ウクライナ軍はロシア領クルスク州を占拠する勢い

あらためてロシアという国を勉強するきっかけとなったウクライナ侵攻ですが、大昔からスラブ民族はえげつないことしながら領土を広げ、現在でもその性根は変わっていない(2年前のウクライナ東部侵攻時に捉えられた人々はシベリア送致になったし)という理解に至るのですよ。

だからロシアは現在も一枚岩ではなくて「ロシア連邦」でしかないし、大昔の因縁を引きずっただから「ロシア義勇軍」「シベリア大隊」「自由ロシア軍」とか反プーチンを掲げて、ウクライナ軍とともにロシアと戦うロシア人?も出てきてしまいます。ちょっと驚いたのがウクライナの成り立ちと100年前のグリーンウクライナの存在

返す返すモスクワ周辺のスラブ(ロシア)人の蔑視政策のえげつなさ、ロシア侵攻で超がつくほどの劣勢に立っても反撃の執念を見せるウクライナ国民の気骨はこの怨念から来てるのは間違いないですね。

ロシアの鉄道網

ウラル山脈の東側、モスクワ周辺に住むロシア人は、自らの繁栄を享受することしか考えていないのだろう、と思わせるのがモスクワ一極集中なロシアの鉄道網。ロシアのウクライナ侵攻と言っても初期に最前線で戦っていたのは金で雇われた傭兵で、最前線に兵隊が足りなくなったら遠方の地方から動員、それでも足りなくなったら囚人を送っていたのだから、モスクワ周辺に住むロシア人は我が身に危険が及ぶものではないと考え、見て見ぬフリに徹していたフシがあり大昔から「自らは手を汚さない」な性根な人達だったと符合します。そして劣勢が決定的に成りつつある今、徴兵の最前線投入が明らかになり火の粉が自らに及ぶと知るやモスクワ周辺は急に慌ただしさを沸騰させています。

 

2024.8.26追記

・セキュリティー性の高いテキストチャット・ビデオチャットなどが可能なメッセージャーアプリ「テレグラム」の創業者でアラブ首長国連邦ドバイに拠点を置くロシア人プログラマー:パーベル・ドゥロフ(フランス/ロシア国籍)が仏で逮捕

 →「テレグラム」封鎖? →ロシア軍通信の混乱 →ロシアのスパイ活動情報の漏洩

 

2024.9.17追記

ロシアに未来は無くなった...

経済崩壊、人材流出、同盟国の離反、シベリア独立運動の高まり... 
唯一の外貨獲得手段である天然資源輸出もままならない状況で、シベリア独立運動が内戦に発展した場合はどういう展開になるか予想もつかない状況になります。