Local & All-in-one wp migrationでWPサイトのバックアップ・PCローカル環境〜wp旧バージョン環境を作る
前記事「Local & Duplicator でWPサイトのバックアップ・PCローカル環境を作る」の応用編...というか追補版になります。Localで新規WPサイトを実行すると最新バージョンwpが自動的にインストールされてしまいます。ここにバックアップWPサイトをインポートしても、Localでは最新バージョンwpにアップデートされた"バックアップWPサイト"になってしまいます。これで問題無い場合もありますが、あくまでネット上のWPサイトをローカル環境にバックアップしたい場合、旧バージョンwpをそのまま使いたい場合は一手間必要になります。
昔は手動でLocalで作成したwpフォルダの中身を入れ替えてアップデートしたりしてましたが、最近では「WP Downgrade」等のプラグイン頼みで効率よく任意のバージョンwp環境をカンタン作成できます。さらにネットサイト容量によっては有料となってしまいますが、前回紹介した「All-in-one wp migration」プラグインを使えばネットサイトのバックアップ・PCローカル環境に掛かる手業を大幅に省いてくれます。
旧バージョンWPのサイトのままLOCALインポートする手順
- LOCAL新規サイト作税時のCUSTOM設定(sql/server/PHP)を旧バージョンWPのサイトに合わせておく
- LOCAL新規サイト作税〜こののwpバージョンは最新版です
旧バージョンWPのサイトで使用しているThemeを予め導入して Localで展開しておく
LOCAL新規サイト作税時のwpバージョンは最新版
このまま旧バージョンWPのサイトをインポートしても最新バージョンWPのサイトが構築されてしまう。
- WP Downgrade プラグイン導入
設定で旧バージョン(もしくは任意の)を指定してアップデート
- All-in-One WP Migration プラグイン導入
(サイトサイズが300MBを超える場合、All-in-One WP Migration Unlimited 有料プラグイン導入
https://help.servmask.com/knowledgebase/install-instructions-for-unlimited-extension/サイトのインポート開始 - 旧バージョンwp のままサイトをインポート出来たか確認
インポート直後は ブラウザキャッシュの影響で上手くサイトが表示されないことがある
ブラウザキャッシュ削除、リロード処理
嘘のようにカンタン操作でサイト復元できる All-in-One WP Migration
一度作成してしまったLOCAL環境で随時All-in-One WP Migrationで追加バックアップしておくと、編集作業ミスや思わぬトラブル時でもAll-in-One WP Migrationのインポートを実行するだけでLOCAL環境を復活させることが出来ます。WPの編集作業だけでなく、実際にはテーマやプラグインの切替操作だけでも一部のデータベース情報が失われることもあり、通常の対応だけでは原因を見つけることが難しい...なんてことには何度も直面しました。All-in-One WP Migrationのバックアップがあれば、これまでWPサイト環境のバックアップや復元に手間暇掛けて数時間、数日を費やしたこともあったのが嘘のようにカンタンです!