住みたい街ランキング2026〜大宮だけ場違いに地方?〜いやいや丁度いいということ

先日発表された「住みたい街ランキング2026 首都圏版」首都一極集中な国にあって3〜10位は東京・山手線内、1位:横浜は不動ながら2位:大宮が定着してるのは大宮在住20年超の我が家的には不可解にも見えたりします。

住みたい街ランキング2026 首都圏版

 

横浜と大宮、1位と2位と並んでいても人気は随分と隔たりがあるし、そもそも横浜を選ぶヒトと大宮を選ぶヒトの共通項は東京までのアクセス利便性(電車で30分)くらいで、生活圏としての指向性というか求めてるモノは真反対くらい違うのではなかろうか?  実際のトコロ 規模も”都会と田舎の地方都市”くらいに違うのに...

  横浜 大宮
交通の利便性 東京へのアクセス良好(電車30分)
東海道新幹線利用駅
東京へのアクセス良好(電車30分)
東北・上越・北陸・山形新幹線利用駅
東西南北への圧倒的ハブ機能
東京へのアクセスは電車・クルマ共に主幹線網が充実。
大宮は東西南北地方へのアクセス拠点でありハブ機能は圧倒的。横浜は西側へのアクセスも確保されているものの慢性的に混雑・渋滞を抱える。
災害リスク 海岸〜津波浸水・液状化リスク
浸食丘陵〜崖崩れリスク
内陸
谷底低地河川域〜水害リスク
首都圏地震の倒壊リスクは同等ですが、津波浸水・液状化リスクは大宮では極小?
南海トラフ地震の災害リスクは大宮では極小?
人口密度

14,924 人/km2(横浜市西区)〜
10,426 人/km2(横浜市神奈川区)

12,314人/km2 (さいたま市中央区)〜
9,209人/km2 (さいたま市大宮区)

数字的には大きく違わないですが、それはあくまで居住人口の反映。
背景にある市全体人口や観光地としての賑わいも反映する横浜駅周辺が1日の流動人口の増減幅が桁違いに大きいのに対して、地方生活圏のハブ拠点に過ぎない大宮駅周辺ではそれほど人波の増減は大きくありません。実感としてもにぎわいは ”都会と地方都市” 。

地理的背景

埋め立て平地と丘陵地

横浜駅周辺は、東側は海岸線埋め立てによって形成された平坦な低地、西側は三ッ沢台地へ続く高台(丘陵地)が削られた谷戸(やと)地形が多く急な斜面が見られます。

大地と谷底低地

大宮駅周辺は、大宮台地と呼ばれる台地面と、鴨川、芝川や綾瀬川およびその支流などによって台地面が削られた谷底低地が樹枝状に広がっている。 また大宮台地の西側には、荒川の氾濫低地が広がっています。

駅周辺はどちらも平坦ですが住宅地になるといろいろ風景が違ってきます。大宮駅周辺の商業エリアは部分的集中に留まり周辺はどこまでも緩いうねりの平地のうえにマンション・住宅が点在、2kmも離れると牧歌的な風景が広がっていたりします。
横浜駅周辺の商業エリアはさすが300万超都市の規模ですが、周辺部の住宅エリアは歴史が古い分狭く入り組んだ道多めで、西側は高台に家がへばり着くように並び数字以上に過密感があります。

市単位で人口増減動向を比較すると...
さいたま市の人口は、増加を続け2025年10月時点でも全国3位の成長都市で、大宮区としては大宮駅周辺の再開発や住宅供給を背景に増加傾向にあり2025年時点では約12.7万人、さいたま市全体としては2030年頃までは増加傾向が続く見通しです。

横浜市の人口は、2021年の約377.9万人をピークに南部(港南区、金沢区、栄区など)での減少が先行してしていますが、横浜駅のある西区(10.5万)、神奈川区(24.9万)については みなとみらい21地区の開発やタワーマンション建設に伴い近年増加傾向にある。

全国792市の人口減少数ランキング

 

大宮を選ぶヒト

大宮(さいたま市)に転居してくる人の主な流入元を整理すると、大きく分けて「東京都内」「埼玉県内」「北関東」の3つのパターンが顕著だと言う。さいたま市全体の統計や不動産市場の動向から見えてくる、具体的な流入元の傾向を解説。(AI Gemini)

1. 東京都内(主に23区)
もっとも多いのが、東京23区からの転入です。特に「子育てを機に、都内より広い住まいを求めて」移動してくる層が中心。

主なエリア: 板橋区、練馬区、北区、足立区、世田谷区など
理由: *埼京線や京浜東北線で1本というアクセスの良さ。
   都内に比べて住宅価格や家賃が抑えられる一方で、駅周辺の利便性が都内主要駅に引けを取らないこと。「0〜14歳の転入超過数」が全国トップクラス(さいたま市全体)というデータが示す通り、都内から「子育て環境」を求めて移住するファミリーが非常に多い。

2. 埼玉県内の周辺自治体
大宮駅は埼玉県内最大の交通・商業の拠点であるため、県内の他の市区町村から「より便利な場所へ」というステップアップの転居も目立ちます。

主なエリア: 上尾市、桶川市、北本市、伊奈町、蓮田市、川越市、春日部市など
理由:就職や結婚を機に、実家のある市から県内一のターミナル駅である大宮周辺へ移るケース。
   買い物や娯楽が完結するアーバンな生活への憧れ。

3. 北関東(群馬県・栃木県)
大宮は「東日本の玄関口」と呼ばれる通り、新幹線や宇都宮線・高崎線の結節点であるため、北関東出身者の「東京への第一歩(または妥協点)」として選ばれる傾向があります。

主なエリア: 高崎市、前橋市(群馬県)、宇都宮市、小山市(栃木県)など
理由:就職で上京する際、地元の友人・家族と行き来しやすい新幹線の停車駅であること。
   心理的に「地元(北関東)の延長線上」にありつつ、東京にもすぐ出られるという安心感。

 

やはり都会と田舎の中間、我が家のちょうどいいに共感するようなヒトがけっこう多いというのが2位躍進の大きな理由であります。