2012年の携帯電話市場〜 iPhone圧勝続く見込み
携帯電話のスマートフォンへの移行が急進していますが、こと収益の観点から見るとAPPLE:iPhone圧勝という図式は2012年も確実なようです。
ASYMCO「 2012年の携帯電話市場:2つの混乱の話」
携帯電話の個体数のシェアから言えばスマートフォンもやっと50%を超える規模に達した程度です。
スマートフォンではAndroidを先んじて搭載したSamsungが急激にシェアを伸ばしました。
ところが収益面で見るとSamsungを含むAndroid勢は、APPLEに遠く及びません。これに関しては詳細コメントを挙げている方のレポートが参考になります。要約すると「不完全なAndroid-OSは携帯会社の開発費がかさみ過ぎる」らしいとのこと。
ノン-スマートフォンの携帯電話の個体数はまだシェアの半分近くを占めていますが、その収益性は著しく小さくなっており携帯電話会社の成長戦略的にはスマートフォン移行を加速させる以外にない崖っぷち、とも言われています。国内キャリアがiPhoneにすり寄っていくのはこんな構図からです。