カングー 5年で10万km突破なるか〜これまでとこれから〜ボディ強化パーツなど...
我が家にやってきたカングー(2007 ABA-KCK4M)も5年目、先日の北海道遠征で走行距離88,000kmに迫り、このペースで行けば5年で10万km突破の勢いです。アクシデントを除けば、マイナートラブルは幾つかあったものの「外車だから」とか言われるようなトラブルも無く、目立ったヘタリも見せず元気に走ってくれています。
2012 5,3 北海道・富良野
長くつきあうほどに感じる「ゆるいのに驚くほど生真面目な仕事をしてくれる」 カングーはふしぎなクルマです。
シートも足回りもゆったりゆるめの乗り味ながら、少し重めのステアリングは「にぎりこぶし1個分のレーンチェンジ」にきっちり答える程確かだったり、極低速からじんわりアクセル踏んだ分だけきっちりとじんわり動いてくれる素直さで、だからゆっくり走ってもせかされる様なところが一切無いし、退屈しないし、それでいて運転が楽しいと感じてしまう。それでいて伸びやかな中間加速はなんとも気持ちよく、その気になれば150km/h巡航でも不安がない。だから長距離走行になればなるほど、カングーで目一杯走っても疲れにくい。
不思議なのは荷室を満杯にしてもさして乗り味が変わらないこと。いったいどういう風に足回りを設定してるんだろうか、非力ながらもともと低速トルクに優れているのと、踏み始めから強力な締め上げ感満点なブレーキもそんなフィールに貢献しているんでしょう。
なにかと不評だったりする二癖くらいあるATミッションも、優等生にほど遠いながらも慣れてくると交差点での減速停止を半分ミッションまかせにできたりして今では案外お気に入りだったりします。しばらくすると発症する挙動不審な動きもATオイル交換で軽減されます。
意外や意外なことですが、カングーのボディーはなかなか錆びません。鉄板まで達したボディー傷をそのままに半年ほど乗り続けたことがあったんですが、大丈夫でしたねぇ... 現在も下回りで醜く錆びたトコロなんか見当たらないし。
乗り初めからアルミホイルに換装されるカングーオーナーさんはけっこう多いですよね。レーシング用途以外のアルミホイールって「見た目」以外に何の取り柄もないパーツだったりするので、我が家では大枚叩いて”足下おしゃれ”なんか考えたこともないですが、オモシロイblog記事を見つけました。カングーの元オーナーさんのページです。
なんとも改めて純正スチールホイールを見直した一文でした。
現在も特にボディーがやれて来た...感じはないのですが、今年は補強用のボディーパーツも検討してみようかな、と。ただ気に入ってる”ゆるい”部分(我が家のカングーは MICHELIN ENERGY SAVER 175/65R-14 を履いてるので、Continentalを履くオリジナルよりさらにゆるい感じ)が下手にしゃっきりされるとあだ花かな、とも心配するのですが、既に装着されているユーザーさんも多いのでインプレッションを参考に検討予定です。