淡く、儚く、潔いを国是とした人達のDNA 〜夕暮れのお花見散歩

予報だと曇りのち雨だった日曜日、連れあいは昼過ぎに起きて来ましたが、自分が作ったスクランブルエッグ/バジルソーセージのせ仏蘭西パンをパクパクしたあと、寒くもなくなったのに未練がましく置いてあるコタツに半分刺さった状態で、昨日買い込んだコミックをうつぶせになって読んでおりました。本当は家のお掃除だったはずなんですが、まぁよくあることです。こうやってぐうたらに過ごす一日がないと、明日から始まる一週間の労働に耐えられなくなるようですから...

夕暮れ迫る頃にはまた寝てます。自分は相当疲れた日でも8時間以上寝ることが出来ませんが、連れあいは15〜6時間は平気で寝れるようです。そろそろさんちゃんの散歩の時間、予報が外れて空はお月さんものぞく良い具合なので、連れあいを起こして近所の公園へお花見散歩に出かけました。

Y染色体の調査研究によれば、縄文人の血統を引く人は北海道(アイヌ)と沖縄に多いのだそうです。その後に渡来した弥生人が日本を治め、引き裂かれるように端っこに追いやられた、とも言えますが、弥生の血統も様々な亜種混血で、日本人は元を辿ると決して単一民族などではないのだそうな。もはや無くなってしまったんではないかと言われる「大和魂」ですが、この国に住む誰もがサクラ咲くを眺めてやすらぐのは、二千有余年の血統を超えて刷り込まれてきた「日本人」としてのDNAだと思いますよ。