mac mini の放熱対策2〜温度の監視と制御〜Temperature Monitor & Fan Control
ウチのmac mini serverは24時間稼働、と言ってもスリープしてるときの方が多いのですが外から呼び出しがあれば真夏の昼間40℃にせまるジブンの部屋でWake Onして働いてくれています。クーラーデッキDEEPCOOLなど過信出来ませんからそんな時はあまり無理なタスクを出さないようにしていますが、それでもCPU Coreは結構な温度に上昇しているようです。
Temperature Monitor
「Temperature Monitor」はTinker Toolで有名なMarcel Bresink Software-Systemeの「Hardwear Monitor」のフリーウェア版。Macintoshに内蔵されている100以上のセンサーにアクセスして各部の温度を表示(メニューバーには任意部分の温度のみ表示)し温度履歴のモニタリングもしてくれます。
環境温度:35℃での動作温度履歴
「Temperature Monitor」は温度のモニタリングはしてくれるもののファンコントロールまでのサービスはありません。しかしながら任意に設定できる上限監視温度に達するとアラームを出して、任意のアプリケーションを起動させるオプションがあるので”緊急消火”をアレンジしておくこともできます。
ジブンはメニューバーにCPU A Templature Diod値のみ表示させて、exeeds threshold 値 85℃でアラームが出るように設定しています。「すべてのアプリケーションを強制終了する」 automatorを連動させることも考えたんですが、実務上支障が出るのは本末転倒だろうというコトで未設定です。 温度上昇に備えて実際に冷却を担当するのがその名もズバリ「Fan Control:システム環境設定アプリ」です。mac book用となっていますがmac miniでもちゃんと動作します。
Fan Controlパネルで表示されるTemprature値は
Temperature MonitorのCPU A Templature Diod値に相当します。
ジブンはUpper Threshold 81℃(CPU Core値90℃ ?)でファン全開の設定にしています、
今年の夏、警告がまだ出ていないのはDEEPCOOLやFan Controlが旨いこと働いてくれてるおかげです。mac mini server(core i7)の最高動作温度(T-Junction:CPU内部のコア温度)は100℃とされているので、この設定でもまだ少しは余裕があるみたいです。
※MACBOOKでは放熱ファン回転数制御をマニュアル操作出来る「smcfancontrol」を使っています(ファンがうるさいので...)そのためアラームを出す上限温度は低めの設定です。この辺は使い勝手と好みに合わせて。
<追記>
Timemachine BackUp 実行時は結構なCPU負荷と温度上昇があるので...「TimeMachineScheduler3」を使ってバックアップ回数を減らすとか、真っ昼間のバックアップをスキップしたり、という設定をしてます。
内蔵ファンがフル回転&アラーム発信される事態になったら... 「mac miniの放熱対策3」 mac mini 上面強制空冷セットです。 |