mac miniでホームサーバー 〜 WHSからデータを移動させる備忘録
我が家のホームサーバーは従来 WHS(HP MediaSmart Server EX490)にやらせていたわけですが、仕事用のWindows機が我が家から無くなったのと、PS3をメディアプレイヤーに出来る「MediaLink」がmac miniのバックグラウンドで思いの他軽快に動作してくれるので、昨年末”mac miniでホームサーバー”に切り替えました。
WHSから4TB分のデータをLAN越しに移動させるのは面倒なので...
外付け2BayHDDケースに、WHSのHDDとappleフォーマット済みHDDをセットしてデータエリアをそのままコピーすることにしました。コピー後はWHSのHDDを再フォーマットしてそのまま使えるので手間要らずです。
当初は使用実績のあるFirewire接続-外付け4BayHDDケース「LHR-4BREFU3 」を買い増すつもりでしたが当時売り切れ中ということと、RAID機能は必要ないという判断で割安(3,980円)のUSB3.0対応接続-外付け2BayHDDケース「LHR-2BNU3 」を2台購入しました。2BayHDDケースの方は4TB HDD対応なので将来的に容量アップした際にも役立ちそうです。
この手の外付けケースはHDD本体の出し入れが簡単なので、HDD単位で保存用にバックアップHDDを作ったりするのに便利です。
HDDはamazonのタイムセールで7000円を切って割安だった「WD Green 3.5inch IntelliPower 2.0TB 」を2台購入してセット。HDDケースのレビューには”排気ファンがうるさい”という書き込みもありましたが、ジブンにはフツー、気になるレベルではありません。排気ファンもAUTOモードの他手動モードで3段階に回転数を変えられるので、夏場や長時間駆動させるときのことを考えると便利で親切な設計だと思います。
Macのスリープ/スリープWake-Onに連動します。復帰の際にアラートが出る場合がある旨の説明がサイトにありましたが、ウチの場合は出たことがありません。
気になるHDDメーカーとの相性ですが、現在までWD、Seagate、Samsonの2TB HDDを運用2ヶ月ですが、問題無く使えています。
Logitec 4BayHDDケース ※4TBドライブ非対応 HDD4台、最大12TB |
Logitec 2BayHDDケース 4TB HDD対応 HDD2台、最大8TB |
LHR-4BNEU3 ・USB3.0/eSATA接続対応 ・RATD対応 |
LHR-2BNU3 ・USB3.0接続対応 |
LHR-4BREFU3 ・USB3.0/eSATA /Fireire400・800接続対応 ・RATD対応 |
LHR-2BRU3 ・USB3.0接続対応 ・RATD対応 |
肝心の”WHSから4TB分のデータ”の移動ですが、お目当てのデータはWHSのHDDを覗いてDATAディレクトリ(もしくはボリューム)の不可視領域にあるDE/SHARESフォルダに格納されています。
WHSのHDDを外付けHDDケースに入れてMacに接続する時点で、WHSのHDDへのアクセス権は”読み出しのみ”になっていて、FinderでDE/SHARESフォルダを見つけることができません。そこでFileBudyのGet infoメニューからDATAボリュームの不可視領域にあるDE/SHARESフォルダを選択、サブメニュー"show"でFinderに格納データを表示させられます。
<追加> DE/SHARESフォルダを見つけるもっとカンタンな方法がありました。WHSのHDを選択してメニューバー:表示の「不可視項目を表示」を実行するとFinderに半透明フォルダで表示されるようになるので、DE/SHARESフォルダをクリックすればデータにアクセスできます。 なんだカンタンじゃん... |
これでフツーに”ドラッグ&コピー”で新しくappleフォーマットしたHDDに格納データを移動させることができるようになります。ちなみに我が家の4TB分のデータを試しにLAN経由でコピーしようとすると「7days...」表示された時点でコピーキャンセル。
2BayHDDケースに、2TBのWHSのHDD(ソース側)と2TBのappleフォーマット済みHDD(コピー側)を入れてUSB経由でコピーした場合初期表示で「27時間...」実効20時間以内でコピー完了。実際には2BayHDDケース x2を並列接続してWHSの4TB分のデータ(2TB HDD x2)をappleフォーマット済みHDD(2TB HDD x2)にコピーしました。
※複数のHDDをWHSに積んでいる場合には、データが分散して格納されている場合があります。