トヨタ首都高で自動運転支援システムを公開実演〜国土交通省や警察庁が「法律違反だ!」と激怒しているらしい

先日実演公開されたトヨタの「高速道路における高度運転支援システム:AHDA」
単眼カメラとミリ波レーダ、GPS受信機を組み合わせた同システムをレクサスGS改造車に装着して首都高を走る様子を公開、運転者がステアリングから手を離し、アクセルペダルやブレーキペダルからも足を外して運行する様子をアピールしています。

トヨタ 高度運転支援システム搭載車に乗ってみた!

「実演する際に警察庁や国土交通省の許可を得ている」
と広報では伝えられていましたが...
トヨタ自動車が首都高速道路で「手放し自動運転」を実演したことに対して、国土交通省や警察庁が「完全な道路交通法違反。業界のリーダーとしてあるまじき行為だ」と怒っている。

トヨタは首都高速での実演許可を国土交通省や警察庁から得ていたが、その許可はあくまで人間が運転する際の補助機能として認められた「自動運転」であって、同省や同庁は、現行法に鑑みて公道上で運転者がハンドルから手を完全に放す行為を認めていなかった。
(続く)

ビジネスジャーナル「警察庁と国交省が激怒!トヨタが首都高で“違法”自動運転を実演」

 

「やるなぁ!トヨタ」と茶化したいところですが、思えば昨今の”お騒がせ公開動画”と紙一重くらいの違いしかないとも言えます。「俺の車にも付いてますよ」とか追従する馬鹿な輩がいなけりゃいいがと心配です。