新しい1年が始まりました〜病院は歴史で選んではいけない、教訓でした

 遅ればせながら新年の初記事になります。昨年末には小さいことから大きいことまでトラブル続きで、今年のお正月我が家は「籠もり越冬隊」のようでした(笑)ただ、春先からずっと悩まされ続けたつれあいの難聴は、新しい病院で12月に再手術、年末には退院できて、いまは術後経過ではありますが快調だとか。 今日はそんな顛末を...

お話は4年程前にさかのぼります。
ウチのつれあいは真珠腫中耳炎の難聴で、これまで幾つもの病院に通ったり、漢方薬局に相談したりしましたが、根本的な治癒にいたらず、いろいろ調べた末

「当院は、耳鼻咽喉科の民間医療機関として日本で最も伝統と歴史があるとともに、最大級の臨床実績を誇る耳鼻咽喉科専門病院として広く全国に知られています。」

と自称する都内の○記念病院 で「もう危ない!」という段階まで大きくなった腫瘍摘出の手術をしました。

そのときは「脳膜近傍まで広がっていたので、全部は取りきれませんでしたが、だいじょうぶでしょう」というコメント付きながら、軽度難聴程度まで聴力を回復することができました。
また翌年にはやはり真珠腫中耳炎の影響で欠けていた(溶けていた?)反対側の耳の鼓膜の形成手術もおこない、これまでになく音楽が楽しめるまでに聴力が回復しました。

これで完治するといいね、と言ってたんですが、経過2年たった昨年の春頃、再び難聴になり三度も検査通院したのですが....「問題ない!」との院長診察。
担当医も「院長に聞いてください」の一点張りでらちがあかない困った状況に....

仕方なく、症状を手がかりに自分達で問題解決の手がかり探しを開始。

もしかした脳障害? という素人見立てで、さいたまの脳外科でエコー検査等の診断を受けたところ、「脳障害ではないですね。耳鼻科に紹介状書きましょう!」ということになり、たどりついたのが...

これ現在のウチのご近所さん...

検査が終わって「...たぶん、真珠腫再発してると思います」 
そうだろうと思って○○記念病院に3度も検査通院したのに...なんだったんだろ。 

その後経過を見て、昨年末に鳩山幸に檄似(つれあい弁)の女医教授執刀のもと左耳の真珠腫摘出手術をおこないました。 4時間の手術後「全部採ったからだいじょうぶ!」とのことで、ホッとしました。

3年前に○○記念病院で手術した際、たいそう難しい手術で全部を取り切れなかった旨、告げられていましたが、あれは執刀医の腕がへっぽこだったからなのか? と思わずにはいられません。
それから今回は以前の手術とは比べようもなく切開跡が綺麗で目立たないんです! おまけに、○○記念病院で行った反対側の耳の鼓膜形成も「変形しててこれでは聞こえにくいでしょ」と診断され、これも再手術予定です。

真珠腫中耳炎は再発しやすく完治が難しい病気だと聞いています。 さて今度はどれくらいだいじょうぶなんでしょうか。

追記

「おすすめ病院」NAVIや「病院口コミ」掲示板などは、よりよい病院を探す目安にはなっています。しかしながら、言われなき誹謗中傷を避けるため「良かったこと」だけしか掲載されません。それだけでも十分、判断材料になりそうなんですが....いまは
「 検査・診断など全ての処理は早く、説明や処置も物凄く的確で、良い病院だと思った。耳鼻咽喉科領域でなら、命賭けても良いと思
う」
などという書込しか許さないネット情報は、非常に危険だと感じています。