読書のススメ:The New Korea〜朝鮮半島は今も昔も混沌の渦中〜

旧知の在日韓国人を持ち、部分的にも韓国向けビジネスに携わるジブンとしては非常にネガティブな環境になった昨今ですが、先日韓国:朴槿惠大統領が「海洋警察解体」に続き「加害企業の財産没収特別法」なるものの立法化を打ち出しました。2005年の「親日反民族行為者財産の国家帰属に関する特別法」という無茶苦茶をした国ですから、当然今回のセウォル号事件にも事後法適用するんだろうという憶測もあり、ますます”韓国でビジネスなんてナンセンス”な流れになりそうです。

反日・嫌韓風潮吹き荒れる最中、隣人との歴史関係を知らずに相対するのは失礼であり、恥であり、相手の言うこと鵜呑みにするのも愚かなことでゆくゆくトラブルの元です。

ニュースで度々フォーカスされながら教科書以上のことは語られない日韓併合問題ですが、当時客観的な視点で事の成り行きを見ていた米国行政学者、アレイン・アイランド(Alleyne Ireland. 1871-1951)氏が1926年に出版した「The New Korea」は隣人との歴史に疎い日本人のサブテキストとして貴重です。是非一読をオススメいたします。