日々の雑感〜タバコは駄目でファンデーションが許されるのに不満なジブン

今日も電車内で咳が止まらなくなった。どうやらすぐ隣の女性のファンデーションの臭いがジブンのアレルゲンである。こうなるとすぐその場を離れるしか方法がない。全く問題無い場合の方が圧倒的ですが、ファンデーションの種類によっては最悪(パウダー系)の場合吐き気まで襲ってきます。今日もハンドタオルで口鼻を押さえて次の駅まで我慢するつもりでしたが最悪の部類の強烈な奴で、ヒトをかき分けその場から車両半分ほど待避することになりました。

ファンデーションの主原料タルクパウダー

もともと化学系で塗料に関するお勉強で社会に出たジブン、化粧品(乳液、ファンデーション、口紅等)も壁にぺたぺたする塗料も主原料や作り方は大きくは違わないのを知っています。(実際、ちょっと就職希望のタイミングが遅かったら鎌倉の大船撮影所を見下ろす化粧品会社に就職していました)
ファンデーションの主原料のタルクパウダー、滑石という鉱物の粉砕物ですが 組成式としては Mg3Si4O10(OH)2、発ガン物質として世に知られる蛇紋石系のアスベスト Mg3Si2O5(OH)4 と非常によく似た組成というだけで気持ち悪いシロモノ。流行で一緒に練り込んでいるマイクロ某なども最近かなり怪しいシロモノと言われています。それでも”綺麗に見える(醜さを隠せる)”という誘惑にひれ伏す女性が圧倒的に多い世の中であります。

かなり偽悪的な表現になるのは、タバコの紫煙といういまや有害物質の固まり以外のなにものでもないという言われようのシロモノに比べて、アレルゲン的即効性の危険を感じてしまうファンデーションというシロモノが堂々と公共の場でこれ見よがしに闊歩しているからにほかならない、というあくまで個人的な想いによります。

深い紫煙の粋な奴

「フィルター付きなんか吸う奴はたばこ止めとけ」と言ったかどうかは忘れてしまいましたが、学生時代は若い頃のオヤジも吸っていたショートピースの深い紫煙の香りを愛しておりました。「体に悪いから...」と諭されてセブンスターに転向してもう随分になりますが、いまやそれがヘビー級というのだから世の中は堕落してしまいました。(健康になりました、と読み替えてください)

どれくらいタバコの煙の臭いが不快か、というのは実はジブンも知っています。「ショートピースの深い紫煙の香りに比べたらショートホープのそれは煙たいだけ」だったジブンは基本的にその他のタバコの臭いがキライです。今でも喫煙車両とか乗るくらいなら吸わない方がまし、くらいに思ってますし...

禁煙補助剤を飲んで非喫煙者が感じる不快感も体験しておりますから、公共の場や場所によっては喫煙を控えるくらいのマナーは当然と思っております。ただ酒飲みには遠慮しません....

 

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