婚活ブーム〜専業主婦の座は、勝ち組の象徴なのか

不況時代に週刊誌やマスコミ記事は「専業主婦の座は勝ち組の象徴」と婚活なるモノを煽るのですが、実態とはどんなもんなんでしょう。「婚活」とは単なるビジネスモデルのキーワードに過ぎないのではないでしょうか。ちなみに我が家の合い言葉は「生きるために生きる」です。「何のために」とか「幸せになるために」とか「豊かになるために」とかいう形容詞には無縁です。

「専業主婦になりたい」という20、30歳代女性が増えているが、20、30歳代男性の8割が結婚相手に「共働き」を希望していることが、結婚相談所の調査でわかった。男女の考え方の溝は深まる一方だ。    若い女性の専業主婦願望は高まっている。「第4回全国家庭動向調査」(国立社会保障・人口問題研究所)によると、「夫は外で働き、妻は主婦業 に専念」という考えに「賛成」と答えた既婚女性が 1993年の調査開始以来、初めて増加に転じた。....

しかし、大手結婚相談所オーネットが20、30歳 代の未婚男性1135人に行った理想の結婚相手に関する調査(09年)を見ると、男女間でズレがあるのがわかる。40.4%の20、30歳代未婚男性が、「結婚相手にフルタイムで働いて欲しい」と答え、「派遣などで働いて欲しい」と答えた男性も 38.9%にのぼる。8割が共働きを希望し、「専業主婦でいて欲しい」は25.1%だった。....

J-CASTニュース 2010.6.16

事の真偽にはほっかむりするマスコミ記事らしく、おもしろおかしい煽りを満載して、「さもありなん」と思わせぶりに婚活ブームを演出しています。結婚相談所の客先情報が元ネタなんですから、芸能ゴシップと横並びくらいに見て「我を忘れない」というのが正しい読み方というもんです。

記事の導入に引っ張り出されて存外な扱いを受けている「国立社会保障・人口問題研究所」なるトコロの資料「第4回全国家庭動向調査」を読んでみました。

いろんな読み取り方ができてしまうんですが、ワタクシとしては「共働きでも奥さんがんばってるなぁ」だし、「専業主婦なのに...」だったりします。

家族に関する妻の規範意識

世間の風潮やマスコミ報道に流されるきらいがあるのは当然として、妻の願望と現状への不満がないまぜに表現された資料とも言えます。まぁ我が家の実態とはかけ離れ過ぎているので参考にもなりませんが、「世の中ってのはね...」というしったか話をつれあいとしながら暇つぶしできるくらいの価値はあるのかもしれません。そして婚活ブームにつけいる隙はこんな資料から生まれているんでしょうね。

婚活ブーム〜専業主婦の座は、勝ち組の象徴なのか” に対して1件のコメントがあります。

  1. 智太郎 より:

     婚活のブーム化や、少子化対策などを背景として、結婚活動の支援に取り組む地方自治体や企業も出てきて賑わってる様ですが詐欺まがいのも多いと聞いてます。金融危機や不況などが原因なんでしょうね?いつもの"おもしろ写真"では「結婚祈願するウルトラマン」「結婚において相手に求めているモノは経済力!?」「多くの詐欺まがいの婚活サイト写真」「自分が嫁に嗅がしたい握り屁画像」です。結婚活動も良いですが、「一期一会」:(『あなたとこうして出会っているこの時間は、二度と巡っては来ないたった一度きりのもの・・だから、この一瞬を大切に思い、今出来る最高のおもてなしをしましょう』と言う意味)という茶道から来たものですが、よかったら遊びに来て下さい。 (^_-)-☆ 

コメントは受け付けていません。