日々の雑感〜冬の朝散歩で郷愁とデジャブ
この冬いちばんの冷え込みです。桜の落ち葉に霜が降り、川面に浅い霧も立ち冬ざれ到来でありますが、昇る陽の光にもみじは燃えるように紅く染まって雲ひとつない蒼空とのコントラストも濃い朝の散歩道であります。
さんちゃんも入れてあげようと立ち位置を変えて覗いてみると、また違った感慨が湧いて来ました。
ポッカリ空いた空間にポツリ立つ電柱と伸びてく電線という風景、昭和の街並みには賑やかしい処であってもところどころそんな荒涼感ある場所が混じっていて、遠くを眺める隙間に不自由しなかった気がします。70年代頃はまだ平屋建ての方が多かったので、何気ない眼線の先にまだ向こう側が覗いていたとも言えます。
そんなことも思い出す季節です。
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