不都合な真実「実は飲酒は喫煙より3倍もがん発生の危険」〜愛知県がんセンター研究所

exite-NEWSに「飲酒で顔赤くなる人、毎日飲むと「がん発生率」急増…赤くならない人も危険、どうすべき?」という記事が掲載されています。さして新しめの話ではないですが、知らないヒトはけっこう多いです。ましてや「飲酒は喫煙より3倍もがん発生の危険」とは誰も言いませんが、実は10年以上前にやはり愛知県がんセンター研究所が発表しています。

ganz

「遺伝子多型と喫煙・飲酒の発がん危険度」より抜粋
愛知県がんセンター :がんセンターNEWS Vol.9 平成16年7月1日

「ヒトのL-myc 遺伝子にはLL 型、LS 型、SS 型の遺伝子型があり、喫煙や飲酒においてがん発生の危険度が異なる」という趣旨ですが、専門性が高い内容でもあったので”ざっくり”「飲酒は喫煙より3倍もがん発生の危険」とだけ覚えておりました。

昔は大酒飲みに「まだタバコなんて吸ってるの?肺がんになるよ!」と言われるたびに、内心「たぶん、お前のほうが早く死ぬぞ」とほくそ笑んでおりました。まぁどっちもどっちなんですが、LL 型、LS 型、SS 型の簡易判定ができるようになると不幸なヒト?は更に増えるんでしょうねぇ...

ちなみに学術発表の一件をもって「実は飲酒は喫煙より3倍もがん発生の危険」などと一般論に言い換えるのは愚かなコトです(笑)またそんなコトになれば「風評被害だ!」と騒ぐヒトもたくさんいるでしょうし...

 

------------------------------