日々の雑感〜科学とは「そういう手続きの総称です」

midori1

小さな庭に植えたキンモクセイは10年も経つと
2階のつれあいの部屋まで新緑を覗かせるように育ちました

 

世の中には物の道理を「科学的ではない」 と一蹴して聞く耳持たん態度のヒトがたくさんいますが、そんなヒトにかぎって今度は「科学的である」を連呼してゴリ押しの話を展開してしまう傾向があります。

「科学ってなんですか?」 ずっと昔に尋ねられたことがあって
「原因と結果を結ぶ手続きの総称です」と答えていたことがあります。
学問としてはいろいろ後ろ暗い背景の方が多い気がするし、まぁ面倒くさかったし、宗教ほどには神がかってはいないし...ジブンの中の手打ちの言葉としてはそんなモンだろうと思っておりましたら、フツーのヒトには案の定伝わりません。

いまはWikipediaにも解説があるので”それなりに”各自が汲み取っていただければいいのですが、やっぱり最近も聞かれたりします。

開発エンジニアの肩書で研究所勤めもしていたことがるジブンが言うのもなんですが、科学は便利だし一見合理的だけどインチキもやれます。

歳をとると「科学ってなんですか?」の要約は態度が底意地汚くなるのか
「帰納的態度に基づく合理的な思考のこと」とさらに煙に巻いた言い方になったりしますが、詰まるところやはり「そういう手続きの総称です」に過ぎないです。

 

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