森友学園問題の核心〜用地売却は土建屋と財務局の談合だった可能性濃厚

昨日(2017.4.10)放映の東京MX「ニュース女子」で森友問題「メディアは何を伝え、何を伝えなかったのか?」として取り上げられた内容は、意外やこれまでマスメディアで垂れ流された「篭池一家の異常と狡猾」「政治家関与」や「安倍昭恵夫人行動への忖度」等は馬鹿げた話の枝葉であって篭池問題の核心・用地売却は、土建屋と財務局の談合だった可能性が濃厚だと言う。

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4月10日放映分

ニュース女子 2017年4月10日

問題の要は

  • 用地売却金額の謎
  • 私学許認可の謎

番組(須田氏)によれば

  • もともと9億円越の値段設定が間違い
    〜財務局の都合で適正価格を提示しなかった
  • 土建屋(産廃業者、施工業者?)が財務局の都合に漬け込んだシナリオを書いた
    〜補助金流用を含め篭池当事者抜きで関係者が談合を進めた
  • 財務局が土建屋のシナリオに食いつき談合に加わる
    〜財務局としては交渉記録は取らない、もしくは即廃棄する必要性を認識していた。

既に報道されているように最終的な売却金額を決める交渉の場にいた人間は

  • 近畿財務局
  • 大阪航空局
  • 土建屋
  • ※篭池側弁護士

国会証人喚問でも篭池氏が述べているように(参照:籠池泰典氏の証人喚問・冒頭陳述)本人は交渉したというよりぼやいていたにすぎない

工事を施工していました中道組に北浜法律事務所の酒井康生弁護士を紹介して頂きまして、土地取引に関する一切の交渉をお願いしましたところ、最終的に土地価格は8億円余りも値引きされた1億3400万円になったとお聞きして、想定外の大幅な値下げに、その当時はちょっとびっくりいたしましたが売買契約を結びました。私は交渉の経緯については詳しく承知していないので、値引きの根拠などについては近畿財務局、当時の迫田理財局長、酒井弁護士にお聞き頂きたいと思います。

 

「「近畿財務局が10日間ほど身を隠すように言っている」と弁護士から言われた」と篭池氏が公然と話した直後に辞任した弁護士、酒井康生氏は、近畿財務局との売却額交渉をはじめ全ての渦中の人物達と繋がりを持っており、弁護士から籠原氏が言われたことが事実であったとするなら、そしてなにより”工事施工業者から紹介された”というくだりからは、談合シナリオに加わって動いていた可能性さえ濃厚なのにこれまでマスコミはスポットを当てていません。

森友学園問題のリーク元情報源がライバル産廃業者と言われているなど

産廃取引問題の闇は深いよ...

番組の結びはありきたりでしたが視点は籠池問題追求でイチバン腑に落ちました