春のお引越シーズン、あなたはNHKと契約しますか?〜NHKから国民を守る党

大宮駅からチャリンコで帰宅途中の住宅街でフッと目にしたものに人様の玄関前ながらちょっと立ち止まって見入ってしまいました。どうやらお引っ越しされてきたばかりのお宅らしく、大量段ボールが縛って玄関先に置いてありました。
なるほど引っ越しを機会にNHKとは受信料契約はしません※なのか、新婚さんがNHKとは受信料契約はしませんという意思表示のために貼られたのやもしれません。

※引越し前に受信料契約をしていたヒトが引っ越ししてしまえば自動的に以前の受信料契約が解約されるワケではないです。引越し前に受信料契約をしていたヒトはきっちり解約手続きをしておかないと前契約をたてに受信料は請求され続ける可能性が高いです。しかしNHKの受信料窓口サイトのどこを探しても”解約”の方法を知る術はみつかりません。もちろんGoogleですぐに対処方法は見つかるのですが「NHK受信料契約の解約」はけっこうに面倒くさいようです。

NHKから国民を守る党の「NHK受信契約の解約代行サービス」

粋がった正義感なヤンキーが起ち上げたなんちゃって政党かと思いきや、その名のとおり「 NHKから国民を守る党は、NHKにお金(受信料)を払わない方を全力で応援・サポートする政党(政治団体)」みたいです。党代表は、元NHK職員(記者・経理)で、10年前に週刊文春でNHKの不正経理を内部告発した立花孝志 氏とのことで「NHK受信契約の解約代行サービス」なるものまでやっておられます。

もしかしたら先程のNHK撃退シールを貼ってあるお宅も「NHK受信契約の解約代行サービス」を利用されたのやもしれません。

 

述べられていることは至極まっとう。さいたま市のウチの選挙区からも誰か立候補しないかなぁ 確実に一票投じるぞ!

 

受信料契約者が支えるNHK帝国

公共性で言えば、国鉄(JR)電電公社(NTT、decomo)や国際電信電話(KDDI)郵政省(日本郵便株式会社)よりも遥かにどうでもいい存在であり、国営放送にもあたらないNHK(日本放送協会)が完全民営化されないのは甚だ疑問ですが....

 

 

 

 

 

 

 

 

平成31(2019)年度 収支予算と事業計画の説明資料 - NHK」参照

 

通信インフラが発達・成熟した現代にあって「いつでも、どこでも、誰にでも、確かな情報や豊かな文化を分け隔てなく伝える目的達成のため、特定の勢力や団体に左右されない独立性を担保するため」を掲げる組織のバブリーな収益事業拡大のため、毎年7,000億円超の費用(受信料)を国民が直接負担する義務を負うことを理不尽とは考えない方が不思議です。