晴れた日に散歩〜鬼怒川・上三川町付近の河川敷

6月の晴れた日にカングーで散歩に出かける。
海岸まで走っていくつもりで家を出ましたが、陽がのぼってから少々時間が経ち過ぎていたので、途中から川遊びに変更。久しぶりに栃木県の鬼怒川河川敷を眺めに行くことにしました。


栃木県上三川町付近

30年前、栃木県真岡市でまだエンジニアしていた頃、休みの日には鬼怒川河川敷の凸凹道をオフロードバイクで疾走することが多かった。この付近を中心に西側河川敷には無数の道が走っていて、アクセル全開80km/h超で駆け抜けていけるフラットダートや、林道さながらクネクネ折れ曲がってアップダウンするがれ場道、増水時にトライアルさながら車体半分浸かって渡り切る中洲、春先に花畑に変わる堤防の土手と変化に富んだルートが10kmくらい上流まで楽しめたモンです。

かつての愛機1988年型 XR250R-RJ河川敷の野焼きの時期には両側が火の海の中をダイ・ハードさながら駆け抜けてみたり、カモ猟解禁時に鉄砲担いだ爺さんの猟犬に体当たりしそうになって揉めたり、流された子供を助けに泳いでみたこともありました。

幾つかのポイントをクルマで訪ねてみると、立派な公園に変わっていたり、かつてあったであろう抜け道が高い草木に覆われていたり、河川の増水でそもそも道が寸断されていたり、それでも30年前と変わらないダートが残っていたりします。

お昼時、せっかくここまで来たのだから...
昔馴染だった真岡市内にある「とんかつ 定」を訪ねてみることに。

30年前は週に数回通うほどお世話になったお店。昔に見知ったお店はほとんど無くなっていますがこの店も店主も健在です。前回訪れたのが5年前、その前が10年前なので、忘れられて当然くらいご無沙汰ではありましたが、目を合わせるなり「ひさしぶり〜」とすっかり髪が無くなった店主から声をかけられました。ボリューム満点な定食は、この年齢にはさすがに完食するのが難しいですが、久方ぶりに腹いっぱいに詰め込んだ気がします。