東電株マネーゲームが本格スタート? 〜毎日がゲーム、最後は紙屑か大当たりか

震災以降「売り」続きだった東電株、東北関東大震災前の10日の東電株は2153円。そこから6月2日には一時期、282円まで下落、1868円(86.7%)も下落したことになる。3兆4600億円あった時価総額が、3兆円吹っ飛んだ計算になる。

東京電力(株)株価チャート:3ヶ月スパン
(日本経済新聞)

これで東電株価は紙屑同然になったのではないです。毎日に一喜一憂をもたらすマネーゲームが本格スタートしたということです。昨日の政権ドタバタ劇をテコ材料に東電株価は乱高下、一時前日比17円(5.7%)安の282円を付け上場来安値を更新。政局の混乱で午後には買い戻しが入り、終値は6円(2%)高の305円だった。意地汚く儲けるを信条とする集団(いわゆるプロですが)は一日の売り買いだけで一割方の利ざやを上げたことになります。

東京電力(株)株価チャート:本日分
(日本経済新聞)