次期「macOS 12 Monterey」発表〜アップデートのシステム要件〜Intel版Macでは一部機能が使えません
Appleは2021年06月08日の世界開発者会議(WWDC21)基調講演の中で次期macOSのコードネーム「macOS 12 Monterey」を発表しました。
アップデートのシステム要件は下記のとおり。mac mini 2014のサポートは予想どおりですが、iMac 2014、MacBook 2015が打ち切りとなったのは意外。
macOS 11 Big Sur |
macOS 12 Monterey |
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MacBook | 2015以降 | Early 2016以降 |
MacBook Air | 2013以降 | Early 2015以降 |
MacBook Pro | Late 2013以降 | |
Mac mini | 2014以降 | Late 2014以降 |
iMac | Late 2015以降 | |
iMac Pro | 2017以降 | |
Mac Pro | 2013以降 | Late 2013以降 |
iOS、iPadOSとのシェア機能拡張が売りのようですが詳細発表は未だ... それよりもアップル シリコン・M1 mac との親和性、バグフィックスに注力したバージョンOSな気がします。
とにかく我が家のmac mini 2014でも動くので業務サポート用には使えそうですが、そろそろ一部の機能はハードウェア案件で弾かれてサポートされなくなりそうな予感....と思っていたら既にそうなってました。
インテル版MacにインストールのmacOS Montereyでは、以下の機能が利用できません。
- FaceTimeでのポートレートモードでの背景ボケ
- PhotosアプリによるLive Textでのテキストコピー、貼り付け、検索、翻訳
- Mapsアプリでのインタラクティブな地球の3D表示
- Mapsアプリでの一部都市でのより詳細な表示
- 一部言語のテキストからスピーチ機能
- すべての処理をオフライン状態でおこなうデバイスでのキーボード検出
- 無限キーボード検出(以前は1インスタンスあたり60秒に制限)
ジブンの使いみちにそれほど影響する項目はありませんが、この先毎年10項目づつ増えていく予感です。