冬支度につれあいの半纏(はんてん)を買いに布団屋さんを訪ねた

「ボロボロだから新調したい」というウチのつれあいのリクエストは半纏(はんてん)
この時期からGW前までちょっと寒い日の家着のアウターには、ブランドもののウールのカーデガンには脇目も振らず常時、半纏(はんてん)が手放せない彼女。近所のコンビニ、スーパーくらいならそのまま出掛けていくので、年間稼働率は着物のなかでトップと言えます。

まずはファッションセンターしまむら新都心店に出かけてフロアーを散策しますが半纏(はんてん)は見つかりません。20代の若い店員さんに「はんてんはどこにありますか?」と訪ねたところ「はんてんって何ですか?」と全く通じません。世代ギャップが著しいとはいえ衣料を扱うお店の店員としてはどうだろう...と疑問は持ちつつ、年配の店員さんに聞いてもらったトコロ「現在、欠品中だそうです」いやいやそんな人気アイテムじゃないだろう、とはツッコミはしませんでしたが、まだ品揃えには季節が早いのやもしれません。

そう言えば5年前も半纏(はんてん)を求めてウロウロした記憶があります。
その頃はしまむらにも陳列があったのですが、ウチのつれあいのおメガネに叶うシロモノでなく...「布団屋さんだった気がする」とつれあいがおぼろげに覚えていたので、フラフラ探しに出掛けてみました。

ありました。老夫婦で営まれている布団屋「おかだ」さんです。
「2日後に新作が入荷します」とのことで再度足を運んだところ輸送遅れもあり、週末やっと入荷しておりました。

「半纏は布団屋さんで」という頭がありましたが、裾まで長い「丹前」は呉服屋さんでの扱いになるんだとか... どちらも昔々のローカルネットワーク商品です。

冬は厚着になるので大きめの紳士モノMサイズから選択。画像では地味めに見えますうが、記事冒頭にあるような小さな柄物で光の当たり方によって玉虫色に変化するちょっと上質感のある半纏です。

ボロに加えて中綿ぺったんこなお古に比べて新調の半纏の暖かさは格別らしい...
これでまたしばらく寒い日の相棒になってくれるでしょう