お盆に瀬戸内激走2,000km〜台風6号、7号の間隙を縫って快晴の夏休み旅行

昨日:8/14、一日前倒しで香川県高松からさいたま市の自宅に戻ってきた「我が家の2023夏休み」台風6号、7号の間隙を縫って瀬戸内激走2,000kmの4日間で、帰宅途中の昨夜に東京八王子JCT近辺で一瞬のゲリラ雷雨に遭遇するまではずっと晴天の夏休み旅行でした。

本来ならば昨日は伊勢うどん食べて、鈴鹿の名物焼肉食べて三重県鈴鹿に宿泊して、本日(8/15)に帰ってくる予定でしたが「さすがに面倒くさいコトになるなぁ」と宿泊をキャンセルして中央高速経由の遠回りで香川から850km、えんやらやっとの15時間掛けて帰宅です。

8/15 早朝の台風7号

東京方面に向かうにあたり、当初計画の東名高速だと太平洋沿岸はすでに大雨、帰省戻りも集中するだろうと遠回りながら中央高速ルートを選択、これが正解!ガラガラでストレスフリーで120km巡航、岐阜、長野方面は台風接近中でも雲多めながら爽やかな晴天で、諏訪湖を回ったころにやっと曇天、甲府あたりでも快走は続きます。八王子JCT近辺の激渋滞を避けるため「塩山から埼玉方面への山越え一般路ルート」も頭をよぎりますが「高速速いからいいじゃん」と中央高速推しのつれあいの一言で却下。しかしながら...大月を過ぎたあたりで「故障車渋滞 3km」「事故渋滞 5km」が続きやってきました上野原〜相模湖〜八王子JCTの20km渋滞でほぼほぼ流れはストップ。しばらく渋滞に付き合っていたところに「上野原 出口」みなさん経験上こんなところで国道20号に降りても激渋滞は同じはず、なので出口に向かう車は全くありません。しかしながらつれあいにトイレット状況を確認すると「ギリ30分!」と言うじゃありませんか。八王子JCTまでの渋滞を抜けるには結構絶望的です。ここはあえて「上野原 出口」に向かいコンビニに駆け込む選択をしました。これが正解!国道20号線ガラガラでストレスフリー 学生時代から日曜休日に利用することが多い国道20号ですが、ここまでクルマがいないのは初めてで、降り出したゲリラ雨のなかジムカーナばりにクネクネの国道20号をワイパー全開で爆走、埼玉方面の国道16号に曲がる頃には雨も止んで、これまたスキスキの道を快走、帰宅してみれば高速道路を利用した場合の予測時間より30分以上早く到着しておりました!

 

7月末「2023 我が家の夏旅行」日程が確定

「今年のお盆は実家に帰省したい!呉の友達にも会いに行きたい!」と騒ぎまくっていたウチのつれあいの要望に応えるべく7月に入ってから「2023 我が家の夏旅行」を計画しました。正直、お盆時期に遠方までノコノコ出掛けるのは気が進まないのですが、コロナでずっと帰省時期を逸しておりましたから今回はしょうがないかなぁ...というトコロです。

まず旅行にあたり”にゃんズ”の預け先を予約しないといけません。ヒトはなんとでもなりますが猫達のペットホテルはなにげに予約の足が早いですから、1ヶ月前には旅行計画を確定しないと間に合いません。今回は7/16時点でもギリ滑り込んで予約が取れました。

この時点で「2023 我が家の夏旅行」の日程とルートは確定。途中で2泊入れる宿は、8月に入ってから料金と使い勝手に割り切って”兵庫県姫路”と”三重県亀山”に予約を追加しました。

2023 我が家の夏旅行の計画日程

8/11:我が家を出発、圏央道-東名-四日市経由で-山陽道-姫路 まで 658km
8/12:姫路-呉-広島-香川県高松 531km:友人挨拶巡り
8/13:実家
8/14:香川県高松-三重県鈴鹿 315km
8/15:三重県鈴鹿-さいたま市 460km

この記事を下書きしている8/9時点での台風の状況です。

かなりムズい状況で「2023 我が家の夏旅行の計画」ピンチでした

とりあえず出発する8/11はなんとか天候が大きく崩れることはなさそうで、瀬戸内をウロウロする8/12も四国の香川県高松のつれあい実家までとうまくすれば8/13までは台風には無縁でいられそうです。まさに台風6号と7号の間隙を突いた日程(確定は1ヶ月前)とは言えますが、我が家に戻る後半はかなり厳しそうで、学生時代の頃を連想させます。

「そういえば学生の頃、帰省していた九州からの帰りにバイクで大阪着岸のフェリーを降りた早朝、丁度台風が静岡県枕崎に上陸、暴風雨の中を中央高速(東名高速は走行規制)をひた走り、昼過ぎに中央高速も走行規制がはじまって長野県松本を過ぎたあたりで一般路に降り、秩父方面に抜ける林道でダダ降りのなか山越え、館林あたりで強風に煽られ車線の端から端まで飛ばされながらもあまりの暴風雨で誰も走っていなくて命広い、台風の暴風雨圏内を懸命に走り栃木県真岡にたどり着いたのが18時過ぎ......一日中12時間以上暴風雨に晒され到着」なんてのが走馬灯のようによぎります。バイクがクルマに変わり40年前ほど絶望的とは言えないながらも還暦過ぎのドライブには過酷!果たしてどんな目にあうんだろう.....(8/9 記述)
 

8/11 深夜に出発も海老名で20km渋滞...

「今年のお盆渋滞は半端ない」という前評判でしたので前日には旅の荷物をクルマに積み込み21時には就寝、深夜に起床して2時過ぎには出発と我が家ではなかなかやらない深夜便にて旅行がスタートしました。都内を抜けるルートは危険と踏んで圏央道を南下、さてさて海老名JCTの具合は....「午前3時現在 渋滞20km」やっぱり半端なく渋滞しておりました。

それでも御殿場あたりからはスムースに流れだすのですが、SA、PAは入り口から1km以上並ぶ渋滞でした。そんななか鮎沢PAが見るからに空いてる様子で初回休憩。新東名を選択した後もSA、PAはずっと満車混雑でなかなか入り口の列に並ぶ気もしません。それでもトイレット休憩は必要なワケで駿河湾沼津PA (下り)に並びます。なかなか進まないなか離脱するクルマも多く、我が家も右端に寄ってPA通過ルートに。出口が見えたトコロで左側を見てみると...「あれはトイレではないか?」を発見! 進路を大型車の駐車エリアに切って近づいてみるとやっぱりトイレ!


駿河湾沼津PA (下り) map

危機一髪というワケでもありませんでしたが、こんな風に”非常用”トイレットルートがあると盆暮れ行楽シーズンに助かるヒトはたくさんいます。高速道路公団は是非一考をお願いします。

宿泊地の姫路に到着したのが午後4時、なんとか姫路城を観に行くことが出来ました。

 

8/12。広島県呉、広島県北広島を巡って香川県高松まで

姫路を早朝出発してつれあいのインスタ友達の住む広島県呉市に向かいます。混み具合はたいしたことない山陽道、盆休みで大型長距離トラックもほとんど走っていないのでさぞかし快適かと言うとそうでもありません。関西人気質なドライバーには周囲を気にせず追い越し車線でマイペース走行する遅いクルマがとにかく多いので、走行の流れが一定せず常時ストレス。さらに急な割り込みはあたりまえなので接近するクルマにいちいち気を使います。

AM10:00 つれあいを送り届けて挨拶もそこそこ、ジブンだけは北広島に住む大学時代の友人に久しぶりに会いに移動、けっきょく3時間ほど歓談してから再びつれあいをピックアップするため呉に引き返します。
PM4:00 つれあいの実家のある香川県高松に向け出発。

夕暮れの瀬戸大橋、10年ぶりくらいか...

PM7:00 つれあいの実家に到着

 

8/13 お墓参りと昔ながらの夏休み

今日も雲ひとつない快晴、徒歩3分と近所のお墓参りに早朝から出掛けたあとは讃岐定番のうどん屋さんへ。腹いっぱいになったらワシワシワシと鳴くクマゼミが聞こえる居間でお昼寝、とひがな一日昔ながらの夏休みを満喫するウチのつれあいでした。

2023.8.13 PM

一昨日には名古屋直撃コース確定と思われた台風7号、だんだん西に流されとうとう大阪直撃予測までになっております。予測園はかなり小さく絞られてきました。

 

8/14  伊勢うどんは諦めて家路につく

本来の予定であれば、今日は伊勢に寄って鈴鹿宿泊、翌日の8/15、台風7号上陸直前の早朝にスタコラサッサ帰路に着く予定でおりましたが....今日の三重県もすでに雨が降り出しそうだし、深夜にはすでに宿泊地が防雨風園内に入る確率が高く、名古屋、浜松、静岡沿岸部も大雨確実でお盆渋滞確実のなか10時間以上は雨天走行を強いられる....のは「面倒くさいなぁ」でしたから、宿泊をキャンセル、本日中に帰宅することにしました。

AM7:00 「気をつけてねー」と心配されながら見送られてつれあいの実家を出発。冒頭記事に繋がりますが、翌日テレビのニュースを観ながら台風7号直撃のつれあいの実家が心配になるというパラドックスにも似た心境でありました。

中央高速自動車道 駒ケ岳SA

雲多めながら 爽快な夏天気日和