味のマルタイ:屋台ラーメン〜いにしえの豚骨風味袋麺〜イチバン昔の博多・長浜を感じる
我が家でインスタントラーメンを購入する機会は随分と減って、ご飯を食べる機会が増えパスタを食べることの方が多いご時世。それでも稀に「食べたい!」衝動でamazonしてしまうのが「味のマルタイ:屋台ラーメン」です。昔はそこそこ置いてる店もあったんですが、最近は関東圏ではなかなかお目にかからなくなりました。昔ほどフライ麺の味わいや荒いちじれ感も無くなってるのはしょうがないけど....
いまや外国人の胃袋を鷲掴みの日本食、とりわけラーメンの威力は絶大で知り合いに聞いてもYoutubeのインタビュー動画でも「豚骨ラーメン」にハマる外国人がイチバン多いような気がします。いまでこそメジャーな「豚骨味」ですが、1980年代に東京進出した九州の「豚骨ラーメン」は ”臭いし、くどいし”とほとんど敬遠されることが多くて、東京進出のリンガーハットの長崎ちゃんぽんも「醤油味」メニューのオーダーが大半を占めておりました。リンガーハットで現在の「豚骨スープ」の長崎ちゃんぽんが東京で受け入れられるまで10年くらい掛かったような気がします。
逆にジブンが福岡から上京して駅前の立ち食いうどんで真っ黒な醤油だしを見たときはかなりドン引きしたし、それなりに「種類が違ううどん」として妥協出来ても慣れ親しんだ福岡の「うどん」が営々としたベースにあるワケで、現住所のある埼玉:武蔵野うどんなどは拒否反応しかありません。かように食べ物の昔ながらの味覚、郷愁の味わいという奴は頑固に残っているワケで、単純に美味いかどうかとか洗練された味わいとかには無縁だったりします。
洗練されて駄目になったサンヨー食品:サッポロ一番
1970年前後にサンヨー食品から発売されたサッポロ一番、フライ麺の残留油感が日清食品の袋麺より濃い目で、縮れ具合強めだったのが独特の風味と食感を持っていて長らく我が家の定番インスタント袋麺でありました。パッケージデザインは昔のままにいつ頃だったかスープの味がウロウロしだして、癖のある麺もストレート風に...良く言えば洗練されたとも言えますが、昔の雑味いっぱい癖いっぱいな味わいにはほど遠く、最近では手に取ることもなくなりました。
豚骨味の袋麺と言ったら味のマルタイ:屋台ラーメン、なのだが...
いまや豚骨味の袋麺と言ったら 1979年(昭和54年)に発売されたハウス食品の「九州の味ラーメン うまかっちゃん」...ですが、その10年前の1969年に福岡市高砂発祥のマルタイが先んじて発売した豚骨味の袋麺が「屋台ラーメン」です。しかしながら...

イラストも謳い文句も何故かいちいちイラッとします。
「屋台ラーメン」も2013年以降、前述の「サッポロ一番」のサンヨー食品に生産委託となったせいか、昔のフライ麺由来の荒いちじれ感、雑味感、もっと言えば ”身体に悪そうな”油感を無くしてしまったように感じられます。スープの味わいがまだ昔ながらと思えるのが救いです。
我が家では、紅生姜に高菜のごま油炒めと海苔を添えて白ごまを振りかけて食すのが定番です。


