-黒人侍弥助-のアサクリ騒動〜ピンボケ擁護論は歴史捏造騒動に

創作物語11月15日発売予定の人気ゲーム「アサシン クリード シャドウズ」、6月に日本語吹替版ゲームプレイトレーラーが公開されると同時に、主人公黒人侍”弥助”にまつわる歴史改ざんバッシング〜不買署名運動〜著作権違反等々の問題満載で全世界を巻き込んでネット炎上中ですが、先日、ゲームの開発元フランスUBIを慇懃無礼にスマートに罵る【非公認ソング】「彌助やないかい」が Youtubeに登場すると5日余りで100万回再生されるなど、炎上に薪をくべたごとく轟々と燃え盛っております。

【非公認ソング】Assassin’s Creed Shadows inspiration 「彌助やないかい」

黒人侍は存在したのか

そもそも大炎上〜発売中止署名運動にまで広がったのは、仏:UBI社が「歴史的史実に基づいて作った」と発表したのが論争を巻き起こす発端であり決定的な争点で、”弥助”は歴史上に存在するとされも、果たして「侍」であったという歴史的文献は無いと言う。しかしそれもどうやらカラクリが見えてきたようで、さらなるバッシング展開で盛り上がりそうです。

ピンボケ認識は第二の従軍慰安婦問題

大炎上するネットオタク。ゲームオタクのアサクリ攻撃〜というのが日本の一般人の認識「たかがゲーム設定の空想話に大人気ない」くらいにしか認識されていないか、LGBTQ〜人種差別問題へのピンボケ擁護を口にするヘタレな芸能コメンテーターはもはや迷惑

https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009051309_00000

びっくりするのは NHK公共放送が「アフリカン侍:弥助」というタイトルで”教養番組”として情報拡散・宣伝に全力投球していた事実。やっぱり歴史公証なんて検証せずに下請け制作会社に丸投げしてたんだろうなぁ...  アサクリ騒動の大炎上を知ってか知らずか現在、NHKアーカイブでは視聴できなくなっています。

放送後、弥助の記録については岡美穂子さん(東京大学史料編纂所准教授)から以下の指摘があったもののNHK側はスルーだったようです。

スルーしたうえアーカイブ再配信して都合悪くなると配信中止、NHKの責任は重いと言えます。

欧米・黒人社会で「African Samurai:YASUKE」は、日本人の想像を遥かに上回る認知度があるらしいので「たかがゲームのお話」では済まされず、歴史の捏造が不幸を生むという観点で言えば第二の従軍慰安婦問題を生みかねない状況とも言えるのではないでしょうか

 

2024.7.17 追記

トーマス・ロックリーの歴史捏造問題に移行

もはやゲーム設定云々なオタク話から歴史捏造問題そのものに話題は移っていますね。

2024.7.19 追記

学者・政府レベルでの早期対応が必須でしょう、とか言ってたら日大がトーマス・ロックリーの准教授籍を抹消するというトカゲの尻尾切りに出ました。

2024.7.23 追記

予想した通り中途半端に擁護する著名人風や歴史学者風なヒト達が大炎上に巻き込まれていると、というか理論武装なしに首突っ込んで大火傷して逃走...という展開になっています。そもそも歴史研究って想像力ありきでないと成立しにくい学問で、恣意的に書かれた当時の一次資料だけで論を組み立てても大きな間違いを生むわけで、複数資料の突合でやっと”それらしき”史実が出来上がるワケ。だから新資料が出現するとひっくり返ることがあるのがままあるのが前提みたいな学問です。だから言葉選びが難しいというかリスキーな商売。

 

2024.7.24

炎上火元のUBIが公式謝罪声明

UBI公式:アサクリ開発チームは『アサシン クリード シャドウズ』について、「史実や歴史上の人物を再現する目的で作られたものではありません」との声明を出した。これを受けてIGNは、弥助を侍とする証拠がないことを認める声明を出しました。これで「ゲーム設定の歴史捏造問題」についてはフィクション扱いで収拾させたい旨はあるものの、既に飛び火して大炎上中の「トーマス・ロックリーの歴史捏造疑惑問題」およびその周辺の歴史家諸氏についてはまだまだ追求が拡大しそうです。あらためて騒動の要旨の説明としてはコチラが適当な気がします。

移民歴史の捏造にユダヤの影あり?

昨年Netflix:SHOGUNの大ヒットで「ポルトガル/イエズス会の日本侵略計画」についての描写があからさまに描かれtましたが、学生時代に初めてこの話に触れた折はキリスト教徒の友人も複数おりましたから若さゆえ結構に衝撃的だったのを覚えております。今回の弥助騒動はけっこうに根深い歴史の闇を掘り起こす契機にはなっております。

 

2024.7.26

歴史学者風が薪焚べ役にあらためて参戦

賢さをひけらかし世間のネット民を卑下するヒトがやっぱりイチバン馬鹿だった、という話かな。この東大准教授女史、"賢さのひけらかし"がまた幼稚な組み立てでバカ丸出しにも思えます〜ネットのオタク民を舐めてはいけません。アサクリ騒動当初に危惧した通りの拡大展開をなぞっているようで、ちょっと怖い? いや良い方向でポリコレ修正の認知に広がれば嬉しい。地球温暖化の主要因はCO2〜CO2を増やす輩は悪!みたいな世の中ですが、ホントにそうなんだろうか、くらいには疑った方がいい

2024.7.27

たらればライターが創作物語で参戦

炎上商法の好機!と踏んだのか「原田ゆきひこ」なる歴史ライターがほぼほぼ確信犯的に彌助の創作物語を掲載しました。国立図書館が歴史的資料の確認に動こうかという報道もなされる事態にまで拡大しているアサクリ騒動〜彌助騒動ですが。一連の大炎上で”黒人侍:弥助”のレッテルにはすでに”茶番”スタンプがべた張りされてしまっており、当初の史実認定にはウルトラC級の新発見でもなければ”フィクション”扱いは覆らないでしょう。

 

2024.8.5

本職歴史家先生が見解を表明