「退官後はちゃんと爺さんやりたい」〜自然な生き方したい人たち

先日、大学校時代の後輩から20数年ぶりの連絡と「先月、退官しました」旨の報告がありました。卒業以来顔を会わす機会も無かったので実際に長々話したのは40年ぶりとなります。ジブンも大学校を卒業するにあたり「任官の意思ありや無しや」を教授から尋ねられましたが※....よくぞ刑務官(国家公務員)という面白そうには思えない仕事を40年も引き受けられたモンだと感心します。いやよく頑張った!とホントに敬意を表するに値すると思いました。

 

天下りの斡旋も受けたそうですが身内に困りごとも無いし「当分のんびりしたい」「退官後はちゃんと爺さんやりたい」ということで実家に近い田舎暮らしを準備しているらしい。まぁわざわざ国家公務員引き受けて食うのに困らない退職金・年金入るのだからそれが平凡ながら自然な生き方というモンです。他人から「人生100年、還暦過ぎても働きましょう!」とか言われる筋合いもありませんし、老後の年金生活になってから ”若い頃やれなかったコトやろう!”なんてのも実際には大抵は出来ませんが、老け込むのを早めるだけの隠居暮らしに引きこもるんではなく”元気な爺らしい爺”でいて欲しいモンです。