2025年4月から東京都で施行の太陽光パネルの設置義務化の損得〜いまなら補助金大盤振る舞い!なのだが

東京都限定でまたぞろ太陽光パネル設置ブームらしい。大元は東京都で2025年4月から新築向けに施行される「太陽光パネルの設置義務化(建築物環境報告書制度)」において「住宅所有者の初期費用無しで太陽光発電システム等を設置するサービスを提供する事業者に対し、設置費用の一部を助成します。助成金が住宅所有者に全額還元されることにより、住宅所有者の初期費用負担のハードルを下げ、東京都内における太陽光発電システム等のさらなる設置促進を目指します。」が後押ししているからだが、果たして住宅所有者にとっての損得は...

結論から言うと、一喜一憂しながら長期的には問題抱える可能性あるので手を出さずに吉、かと思います。

 

10数年前の東北震災後にも補助金いっぱいムーブに乗せられ「原発事故を契機に太陽光発電システム購入を考えてみた」こともあったんですが、我が家の分割屋根だとパネル敷試算で思ったより発電量小さめだったのと、業者の説明がどうにもグレーに終始していたし、20年後に寿命パネルの廃棄の際の撤去費用も皆目...で、契約直前まで行きはしたものの「やっぱり辞めます!」となった経験があります。(採算性がイチバン良かった時代ではありましたが...)

太陽光パネルのメリットは震災時の「保険」だけ、たぶんどこまで行っても「元を取る!」考え方で太陽光パネル設置は考えない方が身のためです。「見積もり比較してお得に!」も気をつけないと中華パネルに中華モジュールなんか掴まされると数年後にも酷い目に合います。くれぐれも震災時の「保険」に投資できるヒトだけまともな国産品を設置しましょう。