抗精神薬で視力半減!〜視力調節機能不全でメガネも役立たず〜レアケースなのかなぁ

最近では現代病とされるほど精神疾患を病むヒトは多いと言います。昔ならノイローゼと称されて疾患にも数えられていなかった症状もいまでは”うつ病”の範囲内で扱われるので現代人は皆、潜在的に”うつ病”を抱えて生きているのやもしれません。

 

精 神 疾 患 を 有 す る 総 患 者 数 の 推 移

ウチのつれあいも定期的に心療内科に通って投薬を受けておりますが、その時々の症状や程度に応じて抗精神薬の種類や投薬量が変わります。先日新薬を試してみようかということになって処方されたものは確かに具合が良さそうだったのですが副作用として異常発汗を生じたので併せて体温上昇を抑える漢方薬も処方されましたが、やはり異常発汗を完全には抑え込むことが出来なかったので抗精神薬を別種の新薬に変更、異常発汗は治りましたが妙な違和感を感じたそうです。

新調したばかりのメガネでピントが合わない...

念入りに調整を重ねて作成、納品時もしっかり仔細を確認したメガネだったのですが、翌日ドライブに出掛けると20m先の看板がぼやけて視認出来ないと言う。調整失敗?かとメガネ店に行き相談、確認してもらう。再度視力検査を受けてみると著しく視力低下しており。もはやレンズで視力調整出来る範囲にないので至急に眼科を受診して急激な視力低下の原因を探ってほしいと言う。

ちなみにメガネの納品時の調整視力は1.2、当日50m以上先の看板の小文字も視認できて視力1.2のジブンと同程度にあるのを確認していた。

果たして急激な視力低下の原因は、と時系列で考えてみると.....
メガネの納品から翌日のドライブまでには頭をぶつける等の事故もなく、夕方に切り替えた新薬くらいしか思い当たらない。新薬の副作用をネットで調べてみると

つれあいは緑内障の気配は無いのだが、この新薬は眼に作用する成分でもあることが推察された。抗精神薬の類は副作用の範囲が広範で、いわゆる飲み合わせで重篤症状を引き起こす旨は承知しています。副作用の項目が薬の類では非常に多い。

 

”その他の副作用”項目に「視調節障害」があるのを発見!緑内障などの疾患がなくとも眼に作用することがあるとされておりました。ドライブの翌日、つれあいの通う心療内科の医師に事のあらましを説明、薬の変更を”強く”打診してみた。

何でも薬のせいにしないで欲しい!

新薬の処方箋を出した医師からはそんなニュアンスのことを言われたらしい。予想してたことだが何も”アンタのせいだ!”とは言っていないだが、医師側はそう言うふうに受け取る可能性はあるだろうなぁ、とは考えておりました。それでも”強く”打診させたのは、それ(メガネが使えない)ほど深刻な事なんだ、というのを伝えたかったから。

新薬に変えてまだ3日だったので ”少し様子をみよう”というのもありえたんですが、”強く”が効いたのか別処方の薬に変更されました。その日の夕方から別処方の薬を使ってみると...さっそく翌早朝から眼鏡視力が改善、肝心の”抗精神薬”としての効能を確認するには時間が掛かると思われますが、とりあえず日常生活に支障はなさそう。

3日後、メガネ店に出かけて眼鏡視力を再度測定してもらったところ、最初に設定した眼鏡視力1.2に回復しているのを確認。つれあいには心療内科の次回診察時には「無事に眼鏡視力が戻りました。迅速に処方箋変更していただきありがとうございました」と礼を言うように....

必ずしも誰もが視力を落とすワケではなくて、あくまでウチのつれあいに生じたそんなこともあるよというお話でした。