中居正広 強姦事件とフジテレビ〜”ハラスメントに寛容”で何故悪い?
昨日。中居正広 強姦事件に端を発するフジテレビの関与について、第三者委員会の調査報告書が提出・公表されました。大半部分はリベラルな模範解答的な内容であくびが出ますが、週刊誌内容のエグい掘り起こし部分を強調することでちゃんとお仕事した感は出してあるようです。ただ400ページのボリュームは果たしてAIのお仕事が何%あったのだろうか...とか考えてしまいました。
ハラスメントに寛容
調査報告書には「CX には、セクハラを中心にハラスメントに寛容な企業体質があり、社内ハラスメントも多く発生し、被害救済も杜撰であった。」から始まり、7箇所も「ハラスメントに寛容」という文言が入っています。ネットやテレビ報道でも「ハラスメントに寛容」という文言で司会者やアナウンサー、識者と持ち上げられている方も放送中に幾度も使われております。
果たして「寛容」は、こんな使い方に用いられる言葉なのか?
シロウトなジブンが言うのもなんですが、ここは「ハラスメントにルーズ」もしくは「ハラスメントに散漫」と言うべきなのではないか? 「過失を咎めない」意で「寛容」を充ててるつもりなんだろうか? そもそも過失だとも認識していない輩同士に成立する言葉だとも思えないのですが...
そもそも紋切り型なハラスメント認定はギスギスするモンです。多様化の時代だからこそ全てが共有認識されるワケでもなく、人にはある程度の「ハラスメントに寛容」がないとすれ違う問題ばかりが生じてしまいます。
あといつも気になるのが良いにつけ悪いにつけ「昭和的」という言い方をする司会者やアナウンサー、評論家。馬鹿に見えます。
犯罪者を囲っていたCX
一般に言われるハラスメントの領域を大きくハミ出していたというのが真相と言えますね。