友達は無駄である〜我が心の友へ〜他人はどうでもいいことを忘れないモンです。
学生時代の最後、荷物を積み込んで学生寮を去るときのワゴン車のバックミラーから見えた手を振り涙する友人達を眺めながら頭の中で響いていたのは、その友人から貰ったカセットテープにあった「我が心の友へ」でありました。

我が心の友へ -1980- イルカ
みんな私の前から去って行ってしまう
さよならの言葉は聞きたくないけど
きっとまたいつか会えると信じていてもいいよと
答えてほしかったのに......
時の流れをあやつれたらすべて夢だった事にしてあなたを引き止めたのに
いつも別れは突然わがままなもの
愛する人々を引き裂いて行く
どこか知らない街で会えるそんな気がして
いつでも汽車の窓から外を見てます
あなたの名前を口にしなくてもふともらすため息のその中にあなたがいつもいるのです
今もあなたの笑顔が私には見える
私の笑い声も聞こえていますか?
ひとつひとつずつ言葉をくり返しては
この広い空の下で生きて行きます
時の流れがすべての事を想い出とすりかえて走り過ぎてもあなたを忘れはしない...
そんな美しい記憶ではありますが... 半世紀程経っていろんな昔話をしても友人からのリアクションはと言うと「まったく記憶に無い...」 だったりします。😁😁😁😁😁 そう、他人は覚えておいてもらいたいこと忘れてどうでもいいことの方を忘れないモンです。実際、友人が話す昔話のなかに登場するジブンは.....まったく記憶に無くて困ることも多々😁 今となっては、ジブンの知らないジブンに会える機会、だから面白いと思えます。

畏怖や尊敬で成り立つ友人関係というのもありますが...それは気まぐれや嫉妬という要素に裏返って関係がギクシャクしてしまうことも多いに有り得る話で、仕事関係での友人関係なぞは利害が絡むと急に険悪になったり....佐野洋子著「友達は無駄である」の中で語っているように「くだらなく無駄とも思える時間を共有できたり」「情けなく不条理な自分」を引き受けてくれる存在だったりするのが本当の友だちのありよう「我が心の友」と呼ぶにふさわしいのだと気づかされます。
今年もまた「6月4日」がやってきます。歩んだ人生や現在の境遇に臆することなく「くだらなく無駄とも思える時間を共有しに」「情けなく不条理な自分」を引き受けてくれる友だちと会いに出掛けてみましょう。あぁ...ジブンは今回はまだ無理せずパスです 😁

