マダガスカル・クーデター 〜NPO活動にも支障が...

マダガスカルでは昨年末に端を発した反政府デモが暴徒化、民主的な事態収拾の呼びかけにも応ずることなく野党勢力が先導する形で今年の2月には内乱状態に発展していました。そして3月末現在、大統領マーク・ラヴァルマナナが辞任。マダガスカル軍への権限譲渡。暫定大統領にアンタナナリボ市長で今回の暴動の首謀者アンドリー・ラジョエリナが就任しています。 これらは現在も進行中の出来事で、「クーデター」と正式認定されたものではありません。

Wikipedia「マダガスカル・クーデター」参照

リトルパンゲアでも、新しい活動プロジェクトを進行させているところですが、収拾がつかないと活動を広げられない状況になりつつあります。 またこれ以上騒ぎが長引くと、日本政府や各国、国連機関がマダガスカルに対しての援助支援・通商が止められ、国としての危機に陥ります。さらに危惧するのは、この期に乗じてアルカイーダ等のテロ組織が侵入して根拠地を築いたり、スーダン問題でも指弾された中国が資源外交を優先して武器支援などに乗り出せば、泥沼化、圧政化懸念など、新たな心配が増してきます。

 

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