”空気清浄”の価値とは?〜加湿脱臭機 Fujitsu DAS-303E購入〜
我が家のリビングにはボストンテリアの”さんちゃん”にスコティッシュフォールドの”なな”も加わり愛煙家のジブンが居て、と我が家が冬の密閉空間で過ごすにはもはや活性炭フィルター付き簡易空気清浄機では荷が重い状況でしたので、従来機から「脱臭速度2倍」に向上させた富士通の新型脱臭機を導入することにしました。
脱臭機とはなにか?
カンタンに言うと脱臭機能を強化した空気清浄機。
もっと言えば一般の空気清浄機には”脱臭機能”はついていても脱臭機を名乗る程の効果はありません。ペット対策に空気清浄機を導入している人も多いでしょうが、とにかくニオイが気になるというなら、迷わずに脱臭機をお勧めします。
そもそも”空気清浄”の価値とは
ジブンのイチャモン的空気清浄機の常識
■ウイルス除去を求める無理筋
各社の空気清浄機にはウィルス対策機能に独特の名称を付けています。
- シャープ:プラズマクラスターイオン
- 三洋:ウィルスウォッシャー
- パナソニック:ナノイー
- ダイキン:光速ストリーマ
- 東芝:ピコイオン
しかしながらインフルエンザ等のウイルスが活発化する冬場、イチバン効果があるのは”加湿”です。ナンチャライオン達も”加湿”が無いと効果激減..なんとも実験室でのデータ偏重で出来上がっているお話、なので”付加価値”という名の高価なおまけと理解しております。
■PM2.5対策...になるのか疑問
空気清浄機に0.3μm(マイクロメートル)のホコリを99.97%捕塵する性能を持たせるためにHEPAフィルターなるものをくっつけています。これもフィルター性能基準であって空気清浄機が果たす仕事の達成度ではありません。なんともこの辺がいつもインチキ臭いのですが、脅迫に屈するご婦人には効果てきめんなキーワードです。
■花粉症対策...心理的には効果があるらしい
酷い花粉症に見舞われて過ごす知人宅には各部屋にシャープの空気清浄機が置いてあって24時間稼働中です。あるとき空気清浄機が止まっているのに気づいた途端、鼻をムズムズさせて鼻をかみはじめました。
「もう半日は電源入ってなかったよ...さっきまで大丈夫だったのに...」
そんなモンらしい。
しかしながらアレルゲン物質に敏感なヒト達にとっては笑い話ではなく、確かに効果も実感できるらしい〜ジブンには解り辛いお話です。
いまや健康関連CMの常套手段は上記のような「脅迫と短絡」ですが、我が家にとって”目に見えない”塵や花粉、PM2.5、ウイルス対策等はたいして気にする類のものではなくいわゆる空気清浄に期待する主体は「脱臭」です。それから冬場の「加湿」が万病予防の基本なので加湿脱臭機なるものが我が家の理想形です。
稼働以来、ニオイのトラブルが発生することはほとんどありません。
満杯になったさんちゃんのトイレシート交換に気づかないくらい...
もちろん一酸化炭素やタバコに含まれる有害物質を除去してくれるシロモノでは無いので一定時間毎にお部屋の空気の入れ替えが必須なのは言うまでもありません!