「禁煙補助薬チャンピックスを服用しないのは愛が足りないから?」というCMが怖い〜タバコのマナーはしっかり守りましょう

週刊朝日2012年9月28日号に最強の禁煙補助薬「チャンピックス(ファイザー製薬)」の副作用による意識喪失、難聴、自殺、攻撃性についての記事が掲載されていました。少なくとも2年程前から言われていたこと(重篤副作用数で全米ワースト1)でしたが「何が何でも禁煙促進キャンペーン」の厚生労働大臣:小宮山洋子は都合が悪いモノには無視を決め込んでいます。

 

処方箋薬チャンピックス(ファイザー製薬)

 

この薬、実は服用したコトがあります。つれあいの会社の医務室でカンタンに処方してもらえるということで、つれあいが禁煙の覚悟も無く「値上がりするから」という理由だけで貰ってきた折り「アンタも禁煙しなさいよ!」とか言われてしばらく服用してみました。

一週間くらいで「タバコのニオイが凄く臭いと感じる」ようになります。
喫煙しないヒトの気分はこんなもんなんだなぁ、といういい経験になります。
「タバコがおいしくなくなります」
併せて常習性がかなり薄まりますが、やめてしまいたい気分になるものではありません。
斯くしてウチのつれあいの禁煙作戦は頓挫してしまいジブンも完全禁煙にはほど遠い今日ですが、仕事で外に出掛けるときにはタバコを持ち歩いていません。あくまで世相的な理由ですが辛いと感じたコトはありません。

この薬の効果については「科学的に証明されている」し実体験的にもなるほどと思えるものです。週刊朝日に書かれている副作用については「重篤副作用数で全米ワースト1」となっていても「科学的に証明されている」とは言えないらしいから不思議です。そんなグレーな処方箋薬を「禁煙できないのは愛が足りないから?」とか言って飲ませようとするのは怖いなぁとしか言えません。

 

副流煙を吸い込む周囲のヒトは喫煙者の数倍危険」「喫煙者はガン及び各種疾患になりやすい」というのも都合のいいデータから抜粋されたかなりデマゴーグな要素盛りだくさんな気がしています。肺がんと喫煙を関係づけたグラフもどうにもきな臭い「お話」なんですが、ヒステリックに禁煙促進キャンペーンを張るヒトはただただ攻撃的で「チャンピックス飲んでますか?」と聞きたくなります。

副流煙のさらに何万倍も毒性が高いクルマの排気ガスには感心が向かないヒトと仲良く暮らすには、喫煙者はマナーをしっかり守りましょう。「チャンピックス」いちど服用体験してみると喫煙しないヒトへの配慮に気がつきますからオススメです。

 

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