ユダヤ人の格言「全員一致の意見には気をつけろ」〜さもありなんです

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先日の馬鹿が過ぎた復興庁幹部お騒がせ事件へのカウンター記事(抜粋掲載)のご紹介。お騒がせ事件の背景と周辺事情に視点を向けた内容になっています。

「被災者を救え」という叫びに、冷静に向き合う

東日本大震災と原発事故で、「被災者を救え」と声高に叫ぶことで、冷静な議論を妨げる場面が、あらゆる場面で多かったと思う。その叫びの大半は善意から発せられたことだろうし、日本人なら誰もが福島・東北の被災した同胞を救うことを願う。

しかし復興には労力と費用が必要だ。その負担を冷静に検証しようという主張が、「被災者を救え」という正義の叫びで、かき消されることはなかっただろうか。あふれる正義の言葉が、異論をためらわせる空気をつくってしまったのだ。そして、日本では「空気」といわれる、場の関係者の行動を強制する集合意志が頻繁に発生し、冷静であるべき意思決定をゆがめることが頻繁に起こる。

ちなみに、「子ども・被災者復興法」は、衆参両議院の全会一致で採択されたそうだ。ユダヤ人の格言に「全員一致の意見には気をつけろ」というものがある。なぜなら人は必ず意見が違うものであるからだ。ユダヤ人によれば「全員一致」とは、どうでもいいことを決めたか、もしくは採決が、買収などでゆがめられた可能性があることを疑わなくてはいけないという。この格言の通り、同法は民主党政権下の国会に蔓延した「異論は認めない」という、理性からかけ離れた異様な空気の下で、ゆがめられた形で決まったように思える。

復興を遅らせるのは誰か–復興庁幹部暴言騒動の後日談 記事抜粋
石井 孝明

 

石井 孝明

ジャーナリスト。関心はエネルギー政策、グリーンな経済と未来。

https://twitter.com/ishiitakaaki

 

誰にでも思惑があり、自分の立ち位置からの視点というものがあります。

ちなみにジブンは、自信たっぷりに熱弁振るうヒトに「ワタシはそうは思わない」と冷や水掛けるヒトが大好きです。それで業を煮やすような熱弁家なら底が知れているだろうし、やんわり窘めるように交わすヒトならペテン師だと疑うべきです。

ゴールに向けたホントのお話はそこからやっと始まるモンです。

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