au版iPhone5の「パケ詰まり」解消されず、より酷くなったらしい〜元々相性の悪い組み合わせ
先日の通信障害問題以来「auとiPhone5の相性は最悪だ」と揶揄され、昨年末に問題化した「パケ詰まり」半年経過しても改善どころかより酷くなっているらしい。
誇大広告表示、通信障害と問題が立て続けに起こっているau版のiPhone5が、さらなる苦境に立たされそうだ。
「iPhone5のパケ詰まり率は、au版が20.4%、SoftBank版が2.3%」 ――こんな数字を2013年6月21日、MMD研究所が発表したからだ。 その結果、WEBページが表示されるまでの平均時間は、au版が11.38秒、SoftBank版が4.91秒と、au版のほうが2倍以上遅いことがわかった。 J-CAST 2013/6/24記事抜粋 |
貧弱な受診感度に加えて周波数フィルタリングチップにも問題があると噂されるiPhone5です。
もともとauプラチナバンドのLTEメイン周波数帯(800MHz)をサポートしていないので、昨年夏場から問題ありありなのでは?と言われていました。
”パケ詰まり”現象も依然として主因がはっきりしないながら、やはりLTE←→3Gに切り替わりが頻繁になるとiPhone5側が対応しきれなくなる、のではないかと言われています。
この問題は根本的にきな臭いと思っていたので、auのAndroid機選定でもちゃんとLTEメイン周波数帯(800MHz)をサポートしているかどうか確認した程。
※現在使っているHTC HTL21はデュアルバンド(800MHz&1500MHz)対応で、3G←→LTE切替のハンドオーバー対応、受信感度自体もiPhoneに比べて格段に良い。
どうやらiPhone5のコストダウンともともと相性の悪いauとの組み合わせで起こるべくして起こった問題というところでしょうか。
auが2G帯基地局をもっと増やさないかぎり収まらないのでは?
登場間近のiPhone5Sが更なるコストダウンでBAND26(11)対応しなかったら...au苦境ですな。
LTEメイン周波数が2GHz帯のSoftBankでは起きにくいとは言え、詰まるところ「アップルの設計に問題」とも言えます。