つれあいの胃カメラ内視鏡検査体験〜検査開始30分、1時間、2時間...「腫瘍がみつかった?」

今年に入ってたびたび胃がチクチク痛いことが多い、とウチのつれあい。とりあえず循環器科を受診して胃カメラ内視鏡検査をやってみることになりました。

検査前日、仕事の残業で9時過ぎ帰宅のつれあいは「夕ご飯食べてない...」
ところが検査マニュアルには「検査前日は午後8時以降、飲食しないように」とあります。まぁまぁ1時間くらい押しても大丈夫だろうと、それでも消化が良いモノをそこそこの量...ということで、卵とじうどんで済ませ「検査済んだら、焼肉ね」と張り切って就寝

午前11時から検査開始、果たして検査に要する時間を予め聞いておかなかったのですが...30分経過、そろそろ終了かなぁ....1時間経過、病院の午前受付終了時間だしもうそろそろかな....2時間経過、検査だけでこんなに時間がかかるの? これはひょっとして胃に腫瘍でも発見されて内視鏡手術に変更か? とか頭によぎって受付に様子を聞いてもらうと、やや慌てた様子で「もう終了されてるそうです。付き添いの方も第一診察室にどうぞ!」

胃の消毒抗菌薬セット 1週間服用のこと...

そそくさ診察室に入るとベッドにつれあいが寝ていて....
「いやぁ、鼻血止まんなくてねぇ、安静にしとけって言うもんだから」
いま流行の鼻から挿管するタイプの胃カメラを使ったのだけど、つれあいの鼻腔が狭くてこすれて出血してしまったらしい。挿管始まってすぐ「麻酔されてても痛かった」のなら、口からのに切り替えればよかったのに...(医者が新たに装置セットを使うのを面倒くさがった可能性も)

検査自体は30分位で終わったそうだが、けっこうな鼻血の量だったので止まるまで時間が掛かった、というのがコトの顛末でした。

肝心の検査結果はというと...
「ピロリ菌による炎症が広がっていました」なんだとか、特に腫瘍等の存在は認められなかったのでまぁ一安心。「なぁんだ...」とか言うと怒られます。それはそれで発見されて良かったワケで将来の胃がん予防のためにも、と胃の消毒抗菌薬セット1週間分をもらって帰ることに。

内視鏡検査で胃の組織の一部を取って検査に廻されてるので「もう食事されてもかまいませんが、辛いモノとか刺激物は避けてください」とのこと。

「検査済んだら、焼肉ね」と張り切っていたつれあいですが、昼食はやっぱりうどんでした(笑)

 

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胃がん=ピロリ菌首謀説

胃がん患者のほぼ100%はピロリ菌に感染しているそうです。つまりピロリ菌が胃がんを発症させるキーマンであることは間違いない、というのが現代の常識とも言われています。(”ピロリ菌を退治すれば胃がんは防げる”と言い切る医者もいるくらいです)
地域によっても違いますが、40歳以上の方なら健康保険や地域行政援助で2000円程度の自己負担で内視鏡検査が受けられます。受診したことのない方は是非、病院に足を運んでみましょう。