我が家の夏休み富士急ハイランド2〜絶叫マシン体験「おばぁちゃんもうすぐ行くよ」

高速道路出口から見上げるようにうねうねした絶叫マシン群が見えます。ウチのつれあいは絶叫マシンが大嫌いです。しかし不思議なことに今回はチャレンジ魂が点火したのか、最強絶叫マシンに挑みます。いつもの気まぐれでしょうが、気合いは微塵も感じられません(笑)

いまどき幅広麦わら帽子をかぶった子は小学生の中にも見かけませんが、ウチのつれあいの夏のお気に入りです。これで水筒があれば懐かしい風景にも見えますね。ただどういうわけかひさしが上向きに反り返ってしまって、風体はメキシカンにも間違われそうです。

富士急ハイランドではフリーパスを購入すると、セルフ撮影機で写真がパスに印刷されるようになっているのですが、ウチのつれあいは顔を近づけすぎておまぬけな事になってしまいました(笑) 狙っても不可能な絶妙なアングルはアトラクションの係員さんに失笑をかっていました。

富士急ハイランドの絶叫マシンはどれも楽しそうですが、とりわけコレは楽しかったです。

さすがお盆の夏休み、結局乗るのに2時間待ちでした。異様さは外から見ても伺えるのですが、どんな景色に映るんだろうと期待して乗ってみると振り回されるスピードが尋常じゃないのでまともな景色は認識できません。「眼鏡はかけられません」と言われたつれあいですが、眼鏡をかけててもなんにも見えなかったでしょう。
つれあいの感想
「生きてて一番怖かったよ」
「会社で幽霊見たときより怖かった」
「おばちゃんもうすぐ行くよって思った」
「もう二度と乗らない!」
一周終わって戻ってくると鼻水垂らして涙をじんわりさせながらの感想でした。
頭から後方に垂直落下して、Uターンしながら最大遠心がかかるところで回転が加わるので、外側斜め上方に振り落とされる(日本語的には正しくないですが)感じです。しがみつこうとすると予想外の方向に持っていかれるので怖いと感じます。グラブバーを100%信頼して脱力してると大男にぶんぶん振り回されてる感覚でちょっと楽しい。くれぐれも景色を眺める乗り物ではありません。