警視庁本部含む、新宿・中野・杉並35万戸で停電〜埼玉県新座市地下送電網火災〜テロ予行演習？

本日午後３時３０分、国会・霞が関や警視庁本部含む、新宿・中野・杉並35万戸で停電が発生しました。同時刻埼玉県新座市にある東京電力のち家送電施設に火災が発生したことから、停電との関連、原因を調査中とのこと。

偶然？

首都基幹施設への電力供給を担う送電線が埼玉県新座市郊外の地下を走っているのも意外ですが「テロ攻撃の予行演習」と悪ノリするといきなりドラマじみて興味をそそります。とりあえず復旧時間は最短15分、概ね30分〜1時間で復旧対応するというデータは取れた...のかもしれません。

東京電力によると、送電線網の全長は4万kmに及びそのうち1万２千kmが地中送電化されていると言います。ちょっと驚いたのが50万Vという超高圧電線は、さいたま市郊外でもよく見かける頭上を走る鉄塔送電線を流れているのかと思いきや、地中送電も行われていて（どこからかは不明ながら）都市中心部での地中化率は90%を超えるという。

「テロ攻撃の予行演習」はまぬけな発想ですが、基幹施設への送電網自体はテロ対策上守秘扱いだったはずで、それがバレちゃったから痛いお話とは言えます。ただ火災によるブレーカーシステムで送電網全体で緊急送電停止が働いたとも言えるので、ホントのところは東京電力にしか解りません。

キミはダミーだったんだねぇ...