日産e-NOTEの魅力〜我が家には馴染まないですが多くの日本人にはウケる要素たっぷりです

知り合いが昨年末に日産e-NOTEを購入したと言う。納車は3月になるやもしれないと、販売数がNOTEだったときの10倍位に跳ね上がりプリウス、アクアとタイマン張れる程の売れようらしい。(2016,11-12月新車登録参照)

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地味にホワイトボディーを選択したと言う...

加速力でハイブリッド車を打ち負かす

電気自動車のイチバンのアドバンテージはリニアな加速力です。

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アウトランダーPHEVやLEAF、いわゆるEV(電気自動車)に乗ったときに感じる「静かに猛然と加速する」驚きはクセになるヒトも少なくないでしょうし、極低速でギクシャクせずアクセルにリニアに反応するのは安心感にもつながります。

モーター出力が大きめのNOTE(80Kw)だと アクア(45Kw)やプリウス(60KW)、フィット(22Kw)に比べて体感加速力もグンと大きめ、格段に「アクセルのつきがイイ!」風に感じられるでしょう。なによりバビュン!と速い電気自動車が、充電切れの心配なくフツーに使えるというだけで e-NOTEは魅力的と映るでしょうなぁ...我が家は電気自動車のこの辺がどうにも馴染めないのですが...(アウトランダーPHEVが我が家にやってきた!記事参照)

平均40km/h以下のSTOP&GOで燃費が良い通勤快速実用車か

「ハイブリッド車のアクアの燃費を上回る」というカタログスペックは「実燃費との乖離が大き過ぎて参考にもならない」のを皆さんご承知なので、最近はシチュエーションや乗り方で大きく燃費が上下するモンだと了解されるようになってきました。

e-NOTEは、無駄なブレーキ要らずの「ワンペダル運転」をポジティブなキャッチとして設けるほど回生ブレーキを積極的に使うタイプのクルマで、平均40km/h以下のSTOP&GOが燃費には有利なシチュエーションだそうですから、東京・立川から神奈川・川崎へ渋滞路覚悟の通勤運転を強いられる知人にはピタリ照準があってるクルマとは言えます。ただ単調な通勤路で「ワンペダル運転」が "楽ちん"となるのか、”単調過ぎて...”となるのかは夏頃聞いてみないとなんともです。

ネット掲載の試乗記によれば高速燃費はハイブリッド車に比べて1割方劣るようですが、それでホントに困るようなヒトはどれほどいるのだろう...とは言えます。

誰もが本命と思えるレンジエクステンダー型EV車なんだけど

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「エンジン→発電機→インバーター→電池→モーター→タイヤ」で駆動させるレンジエクステンダー型のEV車なら、ユーザーは充電スタンドを気にしなくていいし、作り手もHVみたいにエンジン出力との協調なんて面倒なシステムを開発する必要がないし、スペース効率で既存レシプロエンジンと共用ボディー化も可能だろうし、何故これまで実用化してこなかったんだろう...

○菱電気で関連部品設計にも関わっているMさんによれば
「簡単に言うなよぉ〜重工のモーターも含めて開発途上のシロモノだし、コスト下げること考える余裕無いよぉ〜」と鳴きが入る。

「電気自動車オーナーのブログ」さんで書かれているほど酷くは無いにしても燃費に関してはシチュエーションや乗り方で”大幅に”ブレる可能性があるらしい。問題のコストですが当分は「考える余裕無いよぉ〜」なので、既存流用車体でもこんなもんかと。

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